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WEDDING LAPPLEのブランドコンセプト-挙式へのこだわり-

皆さまこんにちは、ウェディングラップルの東浩二です。

いきなりですが、皆さまにとって「いい結婚式」とはどのような結婚式でしょうか。

私たちウェディングラップルは、完全オーダーメイドで結婚式を創っているプロデュースチームです。

特に決められた会場で結婚式を行うのではなく、おふたりに相応しい場所選びから行っております。

エリアは、三河を中心に全国どこでも結婚式を創ることができます!

そこで今回は、私たちが結婚式を創る上で大切にしていることをお伝えいたします。

ぜひ最後までご覧ください*

 

1、私たちが掲げるいい結婚式とは

私たちは、「その情景が一生心に残る結婚式」をコンセプトに結婚式のプロデュースを行っております。

その情景とは、目に見える景色だけではなく、目には映らない感情のことです。

これは、結婚式の規模や場所にかかわらず大切にしている考え方です。

 

◇なぜ情景を心に残すことが必要なのか

「人は忘れやすい生き物」です。

大切にしないといけないと思っていることでも、ついつい忘れてしまうことがあります!

結婚式を挙げた時に感じた、幸福感ですら月日とともに薄れてしまうということもあるでしょう。

例えば、小学生の時の思い出を聞かれてすぐに出てくるのは、感情に残っている出来事ではないでしょうか。

楽しかった、悔しかった、驚いたというような強く感情が動いた時だと思います。

 

だからこそ、何年経ってもあの日感じた気持ちを思い出せるように、「その情景が一生心に残る結婚式」を創っていきたいと思っております。

結婚式は夫婦共通の宝物として、夫婦生活を豊かにするものです。

この先の長い人生において、結婚式という1日がどんな困難にも立ち向かえる人生の糧となるようにと考えております。

 

◇挙式の価値を上げる

一般的に結婚式とは、挙式と披露宴のことを指します。

時間にすると、挙式が20分、披露宴が2時間30分といったところでしょうか。

それぞれに行う意図が違いますが、その情景を一生心に残すためには挙式の価値を上げることが重要だと考えております。

 

挙式とは、新郎新婦が夫婦としての誓い(約束)を立てて、未来へ歩んでいく決意を固める時間です。

バージンロードは、生まれてから現在に至る歩みで、大切な方々に支えられてきた過程を意味します。

誓いの言葉は、今感じている夫婦としての決意を相手へ伝えて、一生守り抜くと宣言すること。

賛同の証は、大切な方々がこれからもおふたりの背中を支えてくれていることを表します。

退場の道のりは、未来へ続く新たな人生へ胸を張って歩んでいくということ。

まさに、新郎新婦の人生そのものを表しています。

 

過ごす時間だけで考えると、披露宴の方がはるかに多くの時間を費やしていますが、人生の糧となるような結婚式を創るためには挙式の内容が重要なのです。

 

例えば、海外で挙式を行い披露宴はしないという方がいても、挙式はどこでもせずに披露宴だけ行うという方はいないと思います。

最近では1.5次会形式のパーティも開かれていますが、親族も参加する場合はその中で誓いを立てる時間を設けることがあります。

どのような場所で挙げたかという思い出ではなく、どのような誓いを立ててどのようにゲストからの賛同が贈られたのかの思い出の方が大事なのです。

 

2、心に残る挙式を創るために必要なこと

実際に私たちが手がける結婚式の場所は、ホテル式場からレストラン、野外のパブリックスペースなど様々です。

場所がどこであろうと、心に残る挙式をプロデュースしたいと思っております。

それでは、どのようなことを大切にしながら挙式を創っているのかをご説明いたします。

 

◇打ち合わせでおふたりの人生観を知る

まずは当日を迎えるまでの時間で、おふたりのことを徹底的にヒアリングして理解していきます。

おふたりのことを知らずに、心に残る挙式は創れないからです。

 

「なぜ結婚式を挙げようと思ったのか?」

初めてお話しする際に必ずこの質問を投げかけます。

 

どのような過去があって現在に至り、どのような未来を築いていきたいのか。

今の自分を築いてきた中で、影響を与えてきたものは何なのか。

挙式に直接関連することだけではなく、おふたりというパーソナルがどのように形成されてきたのかを丁寧に聞いていきます。

 

客観的に自分のことを見るのは、意外と難しいものです。

だからこそ、私たちプランナーがおふたりの気持ちに寄り添い、なぜそのように人生を歩んできたのかという大きな目線で考えていきます。

そして、そのヒアリングで得た情報を元に、プログラムの提案をしていくのです。

 

◇言葉選びに徹底的にこだわる⦅(司会、新郎新婦、賛同者)伝える力⦆

挙式の中で言葉を使う人とは、司会者、新郎新婦、ゲストのことです。

司会者であれば、迎賓中から挙式が終わるまでの時間で言葉を発しています。

司会者が発する言葉でゲストの空気感も大きく変化するものです。

特に、入場前のコメントはおふたりの挙式を表すメッセージの意味合いが強くなります。

新郎新婦の入場は誰と行うのか、なぜその相手と行うのかを、ゲストにもおふたりの気持ちが伝わる言葉を考えます。

 

例えば、新婦とお父様が入場されるシーン。

新婦の目には涙が浮かんでいます。

なぜ涙が浮かんでいるのか、その背景を知っているのといないとではゲストの気持ちも大きく変わります。

「実は、新婦はお父様に思春期に冷たい態度をとってしまっていて、本当はいつか謝りたいと思っていました。しかし、なかなか素直になれずにこの日を迎えていたのです。そして、先ほど入場する前に素直にその気持ちを伝えていただきました。きっとお父様の心にもシ新婦の気持ちが届いたことでしょう。」

このような背景をゲストにも伝えてから入場することで、きっと全員が同じ光景をイメージできることになります。

目で見えるだけの事実だけではなく、その裏側にある真実を共有することが重要なのです。

 

また、新郎新婦の誓いの言葉にも必ずアドバイスと確認を行います。

どうすれば、より相手に伝わる誓いになるのか。

本人の気持ちを最大限表せる言葉選びを心がけています。

同様に、ゲストからの賛同の言葉をいただく場合にも、事前に内容の相談を行います。

新郎新婦に、こんなにも心強い味方がいるということを感じていただけるように。

誰でも当てはまる言葉ではなく、おふたりだから、このゲストだからという目線での言葉選びをしております。

 

◇空気を創るための生演奏⦅(音楽)雰囲気を作る力⦆

言葉として耳に入ってくる情報を、より心に残るように印象づけるのが音楽の力です。

私たちは、CDなどの音響機材を使った音楽ではなく生演奏にこだわりを持っています。

なぜ生演奏にこだわるのかというと、その場の空気感を大事にしたいからです。

入場のシーンを考えてみても、歩くスピードや表情、ゲストの空気感など1つとして同じものはありません。

だからこそ、その場に合わせた音の強弱をつけて、テンポすら変えることができるのは生演奏でしかないのです。

 

司会者が話している場合、この場面では何を一番大事にするべきなのかを考えています。

伝える言葉なのか、空気を創ることなのか、事前にプランナーと打ち合わせしていた内容が予定通りの空気感になっているのかを判断して演奏しているのです。

見た目が印象に残る視覚だけではなく、言葉と音楽が聴覚に響き渡ることで、挙式1つ1つのシーンが印象的になると信じています。

 

◇目に焼き付ける花嫁姿をコーディネート

新婦の本来持っている美しさ最大限引き出すのが衣装の力です。

ゲストとして挙式に参列した時に、新婦入場の瞬間に感極まる経験をしたことがありますか。

感情が動く瞬間には、先ほどの言葉と音楽の力も必要ではありますが、きれいな花嫁姿を見れたことに感動するのではないでしょうか。

親族であれば、幼い頃から見てきた新婦が大きく成長し、美しい花嫁姿になっていることに。

友人であれば、いつも隣で見てきた新婦とは違い、凛として綺麗な花嫁姿になっていることに感情が動いているのだと思います。

いくら感動的な言葉と音楽でも、衣装が目立ちすぎていては感動は半減するかもしれません。

あくまでも、新婦の本来持っている美しさを引き出すことが重要なのです。

つまり、新婦の人柄、性格、パーソナルを引き出し魅力的に見せることができる衣装を着ることが必要です。

 

私たちは、徹底的なヒアリングから、新婦が結婚式で大事にしたいことを共有しています。

だからこそ、似合う衣装があるであろうショップをご紹介し、ショップのコーディネーターにも新婦の価値観やイメージを事前に共有させていただきます。

必要に応じて同行して一緒に衣装を選ぶアドバイスをすることもあります。

見た目だけの印象で選ばないように、何を伝える結婚式にしたいのかを考えて選んでいただけるようにしております。

あなただから合う衣装に出会えた時には、当日の楽しみが倍増すること間違いなしです。

 

◇情景が心に残るプログラムとは

挙式を創る上で重要な要素が揃っていたとしても、一連の流れが良くないと情景を心に残すことには繋がりません。

一般的に挙式を創るコンテンツは、入場、誓いの言葉、指輪の交換、誓いのキス、結婚証明書に署名、賛同の証、退場から組み立てられます。

この中に、おふたりだからこその要素が加わることになります。

このコンテンツの中で、どの場面を一番の見せ場としてプログラムするのか。

入場してから退場するまでのストーリーの中に、感情の起伏が生まれる仕組みをすることが必要です。

 

徹底的にヒアリングをしておふたりの気持ちを理解しているからこそ、おふたりの誓いに対して最大限の賛同が得られるプログラムを組むことができるのです。

入場から退場までが、おふたりの人生を表すようなプログラムは何かを考えて提案いたします。

挙式で全員の心が一つになったと感じることができれば、きっと全員が何年経ってもその情景を思い出すことでしょう。

 

3、心に残る挙式を迎えるために

挙式を創る上で大切にしていることを紹介しましたが、実はそれ以外にも心に残る挙式になるようにこだわっているポイントがあります。

 

◇挙式を迎えるまでに待合室が果たす役割とは

おふたりの人生を表すプログラムを組んでいたとしても、その挙式に入る前の空気創りも重要です。

そのためには、待合室でどのように過ごしていただくのかを考えております。

 

例えば、流行りのグッズを手作りして飾るだけでは、写真映えはしてもいい挙式にイコールにはなりません。

なぜなら、それがおふたりの人柄や人生を表すアイテムにはならないからです。

ゲストの中には、初めて新郎もしくは新婦にお会いする方もいると思います。

そのような方に、挙式で入場してくる新郎新婦が以前から知っているような気持ちにさせておくことが重要です。

人は興味があるもの、親近感を感じるものには心が動きます。

だからこそ、待合室で過ごす時間の中で、おふたりの挙式に繋がるアイテムを利用して空気創りをしていくのです。

見せ場にしたいシーンから逆算して、そのシーンを叶えるための導線作りを丁寧に行っていきます。

 

◇結婚式を共に創るパートナーとの共有

プランナーと司会者、生演奏者以外にも、挙式に携わるスタッフ全員が同じ想いを共有しておかなくてはいけません。

おふたりはどのような人生を歩んできて、これからどのような未来を作りたいと思っているのか。

挙式での見せ場を創るために、大切にしていかないといけないことは何か。

結婚式を創る仲間となる、メイク、カメラマン、ビデオマン、サービススタッフにも司会者と同じような情報を共有しております。

 

そうすることで、全員が同じ方向を見ながら結婚式を進めていくことができるのです。

新郎新婦とゲストの一体感だけではなく、創り手の一体感もとても重要です。

 

4、その情景が一生心に残る挙式の実例

それでは実際の挙式の様子もご紹介いたします。

 

◇家族と歩んできた人生を振り返ながらの入場

入場は誰とどのような気持ちで歩きたいか。

新郎は母子家庭でここまで育てられてきました。

今までたくさん困らせたり辛い思いもさせた母親に、感謝の気持ちを伝えるべくハージンロードを歩くことを決められました。

歩く直前には、新郎からお母様へ一通の手紙を渡します。

 

その中には、新郎からお母様へのありがとうとごめんなさいの気持ちが込められていたのです。

新郎の気持ちを知った上で、お母様は息子と腕を組んで入場しました。

ゲストにも、なぜ新郎はお母様と入場することを選んだのか、どのような気持ちがそこにはあったのかを司会者から丁寧に一言一言噛み締めるように伝えてもらいました。

 

その後、新婦は両親と入場です。

入場の前にはヴェールを下げずにゲストに見守られながらヴェールダウンの儀式を行いました。

それを人生を表すバージンロードの中心で。

そして、ヴェールを下ろしたあとには、お父様とお母様に感謝の気持ちを伝えて、両親から背中を押してもらって新郎の元へと進んでいきました。

お父様とお母様には、成長してひとりで前に進んでいける強さを見届けてもらうことに意味をつけたのです。

きっと、娘の背中を見守る両親にも、その想いが伝わった瞬間だと思います。

 

◇あなたを人生のパートナーに選んだ理由を込めた誓いの言葉

大好きな人ともに歩んでいくと決意した時の気持ちと、この先の未来に向けての約束。

ゲストに見守られながら、一番相手に伝わる言葉で綴った手紙を送り合います。

いつか喧嘩した時にも、この手紙を見返すことができるように。

目の前にいる最愛の人と、見守ってくれるゲストの表情は一生の宝物になることでしょう。

 

◇大好きな緑に囲まれてゲストからの祝福を全身で感じながらの退場

新婦が大好きなグリーンを施したアーチを、ゲストが花道として創りました。

退場時に、ゲストへ向けられたメッセージ。

「新郎新婦が未来に向けての一歩みを踏み出します。この先の人生では、苦しいことも困難に直面することもあるかもしれません。ふたりだけでは乗り越えられない時には、ここにいる皆様がおふたりの支えとなっていただけるように。新郎新婦にはゲスト一人ひとりへ感謝の気持ちを忘れず、皆様からはおふたりへの最大の祝福の気持ちを届けてあげてください。」

その後、一歩を踏み出した新郎新婦の表情からは、明るい未来への希望を感じられました。

 

5、まとめ

私たちは、その情景が一生心に残る結婚式になるように、緻密な計算を立てて挙式を創っています。

人の心は忘れやすく変わりやすいものです。

だからこそ、誓いを立てた瞬間の気持ちが一生心に残せることができたなら、その先の人生は明るく豊かなものになるでしょう。

これは、今の時代だからではなく、ずっと変わらない私たちの想いです。

おふたりにもその情景が一生心に残りますように。

最後までお読みいただきありがとうございました!

ウェディングラップル 東浩二

 

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