- 2019.03.07
- 2021.12.13
- その他
心に残る結婚式を創り上げる為のクリエイターの裏方大公開
誰と一緒に創りあげていくのか「チームづくり」が大切と言われている結婚式。
結婚式は建物ではなく、人が創るもの。
どこで挙げるかももちろん大切ですが、それ以上におふたりの想いを実現する為のクリエイターとのチームづくりにこだわりをもっています。
お客様にいただく言葉の一つとして「素敵な方達と巡り合わせてくれてありがとう」「またあの人たちに会いたい」と言われる事が多いLAPPLEのチームメイト。
ここではHPではお披露目していない、結婚式の裏側についてご紹介させていただきたいと思います。
|この結婚式のコンセプトについて
この結婚式のコンセプトはおふたりとウェディングデザイナーのkieさんと一緒に考えたもの。
「一期一会」を大切にされているおふたりにとって、この結婚式はどんな時間にしたいのか、カウンセリングで深掘りしていったところ、「同期の事が大好きすぎる」といった新郎さんの一言がきっかけでした。
そこまで言える人たちが集まるなんて本当に素敵だね!っと会話が盛り上がり、一言で表すなら
「本物の愛が集まる1日だね」
となり、love gathers here〜愛がここに集まる〜というコンセプトが決定しました。
この愛が集まるという意味は、
・ふたりにとって大切な人たちが集まる
・ふたりにとって意味や価値のあるものだけを集めた空間や時間である
・お互いにとっての愛を改めて誓い合う
そんな数々の想いのあるメッセージが込められたもの。
それを一つずつ丁寧に、結婚準備期間に何か迷った時の道標になるようにとコンセプトシートとしておふたりにお贈りさせて頂きました。
|当日までの準備期間エピソード
結婚式の打ち合わせまでは、準備全般のエスコートやサポートは私。そしてビジュアル的な事に関しては、WUURのkieさんが担当。
私とkieさんが一緒に決めていった事としては、会場決め・コンセプト設定以降は役割分担をし、主に空間演出に関わる事に関してはアイデアを出し合いながら決定していきました。
今回の場合は、メインブースとセレモニーアイテムを演出でも取り入れるように作り込みをする為に、意見を出し合いながらオリジナルの演出を考えていきました。
結婚式の実際の様子は、また別でご紹介させて頂きますね。
又、結婚準備期間を楽しんでいただけるようにワークショップも開催。
ただ作るではなく、この先も残しておきたい・飾っておきたくなるようなアイテムとなるよう、kieさんがエスコートしてくれます。今回のおふたりは、沖縄での挙式兼当日のディスプレイとして使用するロゼット作りをご依頼され、素敵なものを手作りされていました*
|当日の結婚式のスタッフの様子
結婚式当日、スタッフは朝早くから次々と集結していきます。
実は結婚式を迎えるまでに、私たちプランナーとWUURのkieさんが打ち合わせをしていくだけでなく、事前に結婚式に関わるあらゆるスタッフ(クリエイター)とのお打ち合わせをさせて頂く事を大切にしています。
ちなみにこれは、結婚式場に直接ご予約をされる方との大きな違いの一つでもあるのです!
私たちLAPPLEは、基本的にはクリエイターは指名制でご紹介させて頂き、本当に自分たちがスキルと想いに信頼をおいている方達からおふたりにお選び頂いています。
(だからこそ、それぞれのクリエイターはお客様からご指名された喜びとやりがいを感じているのです!)
指名だからこそ、この1日を最良なものにする為にも事前とおふたりとお打ち合わせを行う事にこだわり、コンセプトやおふたりが描く想いを共有できている状態になるので、打ち合わせを重ねてきた1日を「見えるもの」「感じるもの」へと作り込んでいく当日の時間は、私たちスタッフもドキドキとワクワクでいっぱいなのです。
そんな風に迎えたウェディングは、名古屋のゲストハウスを営む結婚式場にて。会場の担当プランナーさんがとても協力的だったからこそ、会場プランナーさんだからこそ理解されている施設の特性や料理やサービスなどを活かしたオペレーションづくりは頼らせていただく事ができたのが私としては本当に有り難かったです。初めて組むチームへの指示だったり、現場の作り込みに専念ができたのは、ダブルプランナー制のサポートに違和感を感じず快くコラボさせてくださった式場の担当プランナーさんの理解があったからこそ。
こういった受け入れ体制が寛大な会場さんで創る結婚式は、本当にクオリティの高いウェディングが提供できると始まる前から毎回確信してしまいます。
空間演出を実現するに当たって、フローリストとのコンビネーションもとても重要です。アイテムとお花の絶妙なバランスがあってこそ、素敵なコーディネートになるのですよね。
ヘアメイクさんは、花嫁さんの一番近い存在。私たちプランナーは結婚準備中は近い存在ですが、結婚式当日はどうしても付きっきりにはなれません。当日、とびっきり素敵な姿に仕上げていく為の「らしさ」を引き出すスキルはもちろんの事、「近くにいてくれて安心する」と思えるようなヘアメイクさんがいる事で、安心して現場づくりに集中ができるのです。
カメラマンさんも撮影スキルはもちろんのこと、集合写真の撮影時はゲスト全員を動かしていかないといけないので、ただひたすら撮影をするのではなく、ゲストとのコミュニケーション能力も実は大切なポジションなのです。
(集合写真を撮る時に、できるだけスムーズに、且つ笑顔の写真を残してくれたら最高ですよね!)
映像クリエイター(シネマトグラファー)も、通常は黒子なはずですが、事前におふたりとコミュニケーションをとられているので、新郎さんが自ら撮影をしてしまうくらいの距離感です。(※カメラを持っている方は新郎です!)
そして、結婚式本番の時間を動かしていくのは司会と音楽です。
DESIGN your WEDDINGでは、空間演出の仕上げの一つとして音楽もとても大切だと考えている為、DJを取り入れる事が多いのです。
余談ですが、数年前まで担当プランナーではない結婚式では、音響担当として現場に入っていました。だからこそ、密かに音楽で仕上げる空間演出にはこだわりが強く、DJを入れる場合でも結婚式の事を理解しているDJさんに絶対ご依頼するようにしています。
ちなみに、最近指名でお願いしているDJさんはアーティスト活動でも活躍されているAViAさん。
音楽で仕上げるといっても、決してインパクトあるようにかけるという事ではなく、あくまで音楽は「過ごす時間」や「演出」「人の声」を引き立たせる為のものだと考えています。なので、ゲストの声など結婚式において大切な事を常に理解してくれる方だからこそ、指名をさせて頂いています。
そして、結婚式をつくる上でゲストから印象に残るスタッフナンバー1は司会者。
もともと前職でもある司会会社から立ち上げた結婚式場で育ってきた私は、「会を司る」という事はどういう事なのか、もの凄く何度も何度も社長から教え込まれて育ってきました。(※私は司会はできません!)
だからこそ、綺麗にこなす結婚式ではなく「感情」が伝わる結婚式とは何なのか、「集まる人が引き立つ時間」の創り方が本当に素敵な方だけを指名する事にこだわっています。
(写真:DESIGN your WEDDINGのプロデュースで毎回作成しているチーム表です)
こんな風に一人一人のスタッフがおふたりの結婚式に対して、どう寄り添って形にしてくれるのかで、結婚式の時間は大きく変わってくるからこそ、人の持つ力を大切に考えおふたりと一緒にプランニングを進めて当日を創り上げていくのです。
|このメンバーで創り上げた1日の雰囲気
みんながおふたりの事を知った上で創っていく時間は、緊張感もありながらもとても穏やかです。普段は自分を密着して撮影される事なんてないからこそ、カメラマンさんに囲まれると変なプレッシャーを感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、顔見知りだからこそそんな心配もありません。
いい結婚式を創る為に、結婚式を迎えるおふたりの心の準備も大切にしているからこそ、わざわざ顔合わせをする事で準備期間からワクワクできる結婚式。
私たちは、会場所属のプランナーさんと大きく違うのはプロデュース料をいただいて結婚式を創っていきます。だからこそ、一つ一つのセレクトにクオリティはもちろん、おふたりにとって本当に価値を感じるものしか提案をしませんので安心してくださいね。
お客様の是非、「人」と創り上げていく結婚式の価値を楽しみながら味わっていただけたら幸いです*