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結婚式で大好きなおばあちゃんに喜んでもらえる演出や思い出の作り方をご紹介

結婚式を挙げる理由の一つとして、「おばあちゃんに報告したい」「おばあちゃんに晴れ姿を見せたい」と考えている方もいらっしゃると思います。その中で両家のおばあちゃんが元気に出席してもらえる方は、結婚式を挙げる方の半数くらいではないでしょうか。

 

出席できない理由の中で、パッと見は元気だったとしても足が悪くて選んだ式場では過ごすのに不便だったり、遠方に住んでいるから移動が大変だったり、認知が進んでしまっているからとか、大人数のところに行きたくない等…歳を重ねていけば重ねる程、いろんな事情が起こってきます。

だからこそ、大好きなおばあちゃんが本当に元気なうちに結婚式を挙げる事になり出席していただける事になったら、本当に嬉しい事ですよね。そしてこういう機会だからこそ、感謝の気持ちも伝える事ができたらおばあちゃんの人生の中でも幸せな気持ちが心に刻まれるのではないでしょうか。

 

せっかく出席して頂けるおばあちゃんと共に、温かい時間を過ごして頂けますように。

そんな想いを込めて、そんなおばあちゃんにスポット当てた演出や思い出の作り方についてここではご紹介させて頂きたいと思います。

 

1.おばあちゃんにどこかでスポットを当てたい場合

 

中座のエスコート

お色直しの時に、一人で退場ではなくどなたかをサプライズでご指名して退場を一緒にして頂く演出が結婚式では定番ですよね。そのエスコート役をおばあちゃんをご指名してみてはいかがでしょうか?

もしも足が悪くて前まで出てきて頂くのが大変でしたら、おふたりがおばあちゃんのお席まで迎えに行って頂いたら、歩く距離も短くなり負担も減ってくるでしょう。手を繋いだ写真が残せる事も魅力ですよね*

 

インタビュー

ゲストを代表して司会者がインタビューをしながらテーブルを周られる演出。おばあちゃんからの「おめでとう」の声をマイクを通して頂く事で、会場内が一気に温かい雰囲気に包まれていくでしょう。お世話になった大切な方の代表として、一言メッセージを頂いてみてはいかがでしょうか?

挙式の中で立会人をお願いする

人生の大先輩として、ゲストの前に出てきて結婚証明書にサインを頂く演出です。おばあちゃんの字が大切な証明書にずっと残されていくのって、実はとても貴重で素敵な事だと思います◎

 

リングガールをお願いする

指輪を乗せるリングピローは、挙式中に小さなお子さまが新郎新婦に届ける事が一般的に多いのですが、あえてその役割をおばあちゃんにお願いしてしまうのも、挙式のシーンが温かくなって素敵です。バージンロードの後方から歩いて頂くのではなく、お席から新郎新婦が立つ聖壇までの距離だけでも充分良いと思います。お渡しする際に、一言メッセージを頂くのもオススメです。

 

2.ひっそり感謝を伝えたい

おばあちゃんと2ショット写真を撮る

披露宴中はおばあちゃんは自ら写真を撮りに動く事は、なかなかされる方がいらっしゃいません。だいたい家族に誘われて高砂テーブルに行かれるか、おふたりがテーブルフォトに周られお写真を残す事がほとんどです。

そんなタイミングで、おふたりから声をかけて2ショット写真を残してみませんか?後日現像をしてプレゼントしたら、きっと喜ばれます◎

 

おばあちゃんを囲んで家族みんなでお写真を撮る

通常、新郎新婦をゲストが囲んで家族写真を撮る事が一般的だと思いますが、あえておばあちゃんを真ん中にお撮りするするのもとっても微笑ましく素敵です。

おばあちゃんが身につけていたアクセサリーをつけて花嫁になる

パールのネックレスをウェディングドレスに身につけたり、指輪をつけられたりして花嫁になられる方もみえます。

サムシングフォーを演出されるお客様は、サムシングボローの演出として行うものになります。

花嫁総仕上げをお願いする

お母さまがいらっしゃらず、おばあさまにたくさんお世話になった方は、ベールダウンの儀式やリップの総仕上げなどをお支度の仕上げとしてお願いしてみると印象的な1シーンとなります。

 

お手紙を席に置いておく

お席についた時に、席札の裏にメッセージを書かれてサプライズで皆さんに行う演出があるかと思いますが、席札では書ききれない想いがある場合は、思いきって手紙にして頂くのもオススメです。絶対にその方が気持ちは伝わりますよ。

 

思い出の写真を写真立てに入れて引出物の中に潜ませる

結婚式が無事に終わって帰られた際に、引出物の袋の中にサプライズで思い出の写真を写真立てに入れて贈ります。家に帰ってからも喜んでいただき、更に余韻に浸っていただけるというのが素敵なポイントです。

 

3.結婚式中ではない時間の使い方

ご自宅でお着付けをする

結婚式の前にご自宅で花嫁に着替えてご出発をされる「出立ち」。もしかしたらおばあちゃんもそのような花嫁時代があったかもしれません。ご自宅着付けの最大のポイントは、距離が近い事です。

晴れ姿になっていく様子を結婚式のブライズルームではなかなかゆっくりご覧になれないのですが、ご自宅だからこその距離感で出来上がっていく様子を楽しんでいただけるのも魅力の一つです。

入籍で保証人になっていただく

入籍の保証人を誰にしようか悩まれる方は多いかと思いますが、人生の大先輩としてお願いしてしまうのも素敵です。

小物作りを手伝ってもらう

縫い物や折り紙だったり、簡単でたくさん必要なものを手伝ってみて頂くのはいかがでしょうか。和装で折り鶴シャワーをされたい方は、大量の折り鶴が必要で自分たちの手だけで用意をしていると大変です。

喜んで手伝って頂けそうなものを、思いきって甘えてお願いしてみましょう。

おばあちゃんにも衣裳選びについてきてもらう

ドレス選びにお母さまだけでなく、1度おばあちゃんにもついてきて頂くのは結婚準備期間から思い出深いものになっていくはずです。きっと大切なおばあちゃんなら、ヘアメイクが仕上がっていない花嫁姿でも喜んで頂けるはずです。

 

おばあちゃんの家や近くで前撮りを行う

個人的に、多くの方に特にオススメしたい事。当日の「出立ち」はなかなか難しい方が現実的には多いかもしれませんが、前撮りでしたら気にしないといけない事が少なくなり、負担がなくおばあちゃんにも喜んで頂けます。

前撮りの良さは、ゆっくりと時間を過ごしながら晴れ姿を近くでご覧頂ける心の距離感が大切にできる事です。おばあちゃんは結婚式当日も嬉しいけど、前撮りで近い距離でゆっくり過ごせる方が案外嬉しいのかもしれません。

 

4.オススメ番外編

おばあちゃんの息子・娘からお手紙を贈る(自分のお母さまやお父さまより)

通常は新郎新婦からおばあちゃんに何かをしていく事がスタンダードな考え方だと思いますが、あえて新郎新婦が仕掛け人となり自身のお父さまやお母さまに、ご自身の親となるおばあちゃんにお手紙やメッセージを贈って頂いた時間が過去にとても好評でした。

お手紙の内容としては、「自分の娘(息子)がこうして無事に結婚式を挙げられる時まで立派に成長してきたのは、娘(息子)を出産した小さな時に支えてくれたからです。そして私を生んでくれたからです。」といったエピソードでした。その後、新郎新婦から花束をお贈りするという時間で、予想外のサプライズにとても喜んでくださりました。

又、ご自宅着付けをされた際の場面では、通常ご挨拶をされる時に新郎新婦とお父さま・お母さま(ご家族)が向き合いご挨拶を交わされるのが一般的かと思います。ただ、結婚式の中では新郎新婦が親御さまにご挨拶をする時間があるからと、ここではおばあちゃんに対して新婦とお父さま・お母さまが並んで向き合い、おばあちゃんに向けてご挨拶を行った事もありました。

結婚式という1日の中で、どんな感情を動かしていきたいのか、想いや伝えたい事に合わせて仕掛けていくと、どこかおばあちゃんにとって忘れらられない時間が生まれてくるはずです。

 

 

5.おばあちゃんに何かをしてあげる事で生まれてくる幸せの可能性

おばあちゃんに喜んでもらいたいと考える姿を見せる事によって、きっと自身のお父さまやお母さまにとっても喜んで頂けるのではないでしょうか。

 

大切なおばあちゃんにどんなかたちで感謝の気持ちを伝えるのかは、それぞれの状況や環境によって変わってくるかもしれませんが、出席して頂けるのならその中で何か感謝を表現できたら更に喜んで頂けるでしょうし、もし出席が難しかったとしてもできる形で表現できたらおばあちゃん孝行ができますよね。

 

結婚式という機会をきっかけに、何か自分たちだからできる事を考えてみてはいかがでしょうか。

ただし、何か複雑なサプライズは演出をする必要は全くありません。おふたりの結婚を待ち望んでいたおばあちゃんだからこそ、その気持ちが喜んで頂けるはずですよ◎

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