- 2019.11.01
- 2021.12.13
- レストラン
結婚式で持込料が無料となる会場の共通の特徴
結婚式を挙げるとなった時に、自分のイメージにピッタリのウェディングドレスや、好みの写真を撮ってくれるカメラマンを持込したいと考えてみえるあなたへ。
私たちWedding Laapleは会場選びからサポートをさせて頂いていますが、そういったご要望をお持ちのお客様も多くご相談に来られています。そこで、今回は会場選びをしていく中で、その想いが実現できる会場の共通点をご紹介させて頂きたいと思います。
ご紹介内容
1.持込料について
*持込料とは
結婚式場の提携外の商品をを利用する際に、式場にお支払いをする料金の事を言います。
*持込料がかかる理由
持込料の中身に関しては、大きく二つに分かれて理由があります。
まず一つ目は、結婚式サポートすべきボリュームが持込をされる事によって負担が大きく変ってくるからです。
会場の特性と、プランナーとの連携がとれている提携ショップでしたら、余分なやりとりもなく、スムーズに準備を進めていく事ができるかと思います。一方、例えば初めて会場に持込させて頂く場合ですと、たった一回入るスタッフの為に、事前のやりとりが何度も必要となってきます。当日スムーズに運営していく為の、事前準備のすり合わせ代だとイメージしていただくと良いのではないでしょうか。
又、結婚式場の運営資金もその中に含まれているのも大きな理由の一つです。
私たちフリープランナーは、結婚式のサポートをさせて頂く為にプロデュース料をみえる形として料金を頂いています。結婚式のお仕事は当日の本番だけでなく、それ以上に事前準備に力を費やすといっても過言ではありません。
ただし、会場スタッフの方々も無料でお手伝いさせていただいているのではなく、お給料を頂く為に人件費としてお見積もりのあらゆる点に上乗せさせて頂いているのが現状です。プロデュース料が含まれていないのに、スタッフが多くサポートに入れる理由は、そういったところからの利益を得ているからこそ式場運営が成り立っているとも言えるのです。
*持込料が発生しない商品
ほとんどの会場では、ペーパーアイテムやウェルカムボードなどをお気に入りのショップで購入されたり、手作り品は基本的にお持込可能としています。
最近は、SNSでたくさん可愛いアイテムが出回っている為、結婚式場のテイストに合い、お値段に納得できたらご自身で用意されたいと考える方が多いように感じます。
*持込自体がしづらい商品
逆に持込がそもそもNGとされている商品もあります。基本的に式場やレストランで挙げられる場合は、料理・ドリンク・ケーキなどの飲食に関しては、衛生面のリスクも考慮しお断りをされているところがほとんどです。
又、卓上装花に関しても持込が難しいとされている式場もあるようです。理由としては、虫が混在してしまうなどのリスクを回避する為にとの事です。
2.持込料が発生する商品とは
上記ではお持込が無料なアイテムと、できない可能性のあるアイテムについてご紹介させて頂きましたが、そもそも持込を検討される場合の主なアイテムについてご紹介させて頂きたいと思います。
*持込希望の多い商品の種類
まず、お持込をご相談されるアイテムについては下記のようなものになってきます。
・衣装
・写真撮影
・ヘアメイク
・ビデオ撮影
・会場装花のお持込
・司会者
・引出物
・ペーパーアイテム
お持込はできるけど、持込料がかかってくるケースが多いのが上記のようなアイテムです。
*持込料の価格帯の目安
持込料に関しては、アイテムによって大きく異なってきます。
又、会場によっては持込料も大きく異なってきますので、しっかりと事前にご確認をされるのをお勧め致します。
目安としては、下記をご参考にして頂けたらと思います◎
・衣装 3万〜10万
・写真・ヘアメイク・ビデオ撮影・会場装花・司会等 2万〜5万
・引出物 1品につき300円〜500円
*持込する場合のメリット
実際に、持込するメリットとしては、式場経由で注文するよりも、予算を抑えられる場合が多いのがまず一つ目。もう一つは、好みや価値に納得して手配ができるというのももう一つのメリットだと感じています。
*持込する場合のデメリット
但し、メリットだけではありません。
特に「物」ではなく「人」の場合は、初めて入る会場スタッフとのオペレーションがうまくいかないといった事実も耳にしてきました。そのような理由から、価格だけで判断して持ち込んではいけません。技術だけではなくコミュニケーションスキルも持ち揃えている方でしたら、安心して持込を検討できそうですね。
3.持ち込み料が無料の会場の特徴とは
式場に関しては持込料が発生するところが多い中、持込を無料で行い結婚式を行える会場も存在するのです。
*レストランを運営している式場
例えば、通常はレストランでランチ・ディナーを営業され、ご予約の日程のみ結婚式を行うような会場です。
レストランは、料飲代で大半の利益を得ているので、細かい制限は控えめな会場が多くあります。
*結婚式以外の運営をしている会場
結婚式を主としていない会場の場合を使われる場合、会場使用料で利益を得ている為、料理やドリンクなどもケータリングで自由に持込む事ができる会場が多くあります。
*お客様の想いに寄り添ってくれる方針の会場
又、結婚式場であっても、支配人のお考えによってはお持込を受け入れて下さる会場も少しずつ増えてきています。自社で取り揃えれずお客様が価値を感じられている商品の場合は、OKを頂ける場合がありますよ。
中には、ご予約前の交渉でしたらお持込料が無料となる場合もあるので、忘れずに事前にしっかりとお伝えしましょう。
*理解のある会場でも嫌がる持込パターンとは
ただ安くしたいという理由だけで、値段だけで決められた商品ばかりのお持込は結婚式自体のクオリティも下がり、中にはマナーのないスタッフが入られてしまうと会場としてのイメージも悪くなってしまうので、良心的な会場であったとしても理由によってはお断りをされる場合もあるでしょう。
4.持込自体が難しい会場の共通点
持込料についてお伝えさせて頂きましたが、そもそも定番アイテムの持込自体がNGなところもございます。
*1日に複数結婚式を行なっている式場
例えば、結婚式会場が1つの敷地にチャペルが2つあったり、1つのチャペルで結婚式を4〜5件行われるような場合は、限られたタイムスケジュールの中でスタッフ同士の連携が完全に必要となる為、「人」のお持込は難しい場合が多いです。
ドレスなどの「物」に関しては、お持込料をお支払いすれば可能なケースもございます。
*商品を内製化されている式場
又、式場の中で専属クリエイターが衣装・写真等、自社で運営している場合は基本的にはそこに人を雇っている事もあり、基本的には難しいケースが多いでしょう。
5.まとめ
結婚式で持込料が無料となる会場の特徴や、持込料の概念について少しはイメージをして頂けましたでしょうか?
そして安いからという理由だけで、やみくもに持ち込みを考える事はお勧めしないという事も伝わっていましたら幸いです。
結婚式をイメージしていく際に、あなたにとって必要となる商品の持込をしたい時に会場選びの参考にして頂けたらと思います。
もしも持込できる会場をご紹介してほしい場合は、お気軽にWedding Lappleまでご相談下さいね。