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結婚式で人気の演出!絆が深まるベールダウンの儀式のパターンをご紹介

多くの方が取り入れられる人気の演出、ベールダウンの儀式。

 

きっと、結婚式の参列経験がある方は1度は目にしたことのあるシーンではないでしょうか。

 

そんなベールダウンの儀式の演出方法も、最近では様々なパターンが増えてきました。

今回の記事では、王道パターンからアレンジパターンまで、絆が深まる演出パターンをご紹介させて頂きたいと思います。

 

 

1.ベールダウンの儀式とは

 

・ベールダウンの儀式の意味

そもそもウェディングベールには、「魔除け」という意味があります。

又、「守る」という意味もあり、花嫁の象徴となる大切なアイテムとして使われるようになりました。

 

ベール自体にそういった意味が込められている事から、ベールを下ろして花嫁のお顔を隠す事で、その間大切な人のもとまで守ってもらう役割を果たす為に、このような儀式を行うようになりました。

 

 

2.誰にお願いするのか

そんな人気のベールダウンの儀式ですが、最近はお願いする方も固定概念にとらわれないようになってきました。

 

・新婦のお母様にご依頼

意味合いでいいますと、大切に育ててこられたお母様の手で

「幸せになってね」

「これからは彼に守ってもらうのよ」

そんな想いを込めて、そっと下ろすのがスタンダードなスタイル。

 

私自身も、このシーンを見るだけでウルっときてしまうくらい、温かい時間が流れる瞬間だと思っています。

 

・違う方にお願いするのもOK

ただ下ろして頂く方は、新婦さまと親交深い方を指名される事も増えてきました。

理由としては、お母様がいらっしゃらない結婚式だったり、別で家族と挙式を行うからその時にお母様に下ろしていただきたいと考えているパターンが多く感じます。

 

ちなみにこちらの写真は、挙式の入場直後、ゲストの前でブライズメイドに下ろして頂いたワンシーンです。

 

 

3.進行に入れる場面

お母様だったり、違う方だったり、あなたの想いに合わせて行うヴェールダウンの儀式。

ここからはどんな場面で行う事が可能か、ご紹介させて頂きたいと思います。

 

・挙式の入場シーンで行う

まずこちらが一番の王道パターン。

扉口から入場をし、ゲストに晴れ姿をお披露目した直後にベールを下ろして頂きます。

 

ちなみに個人的にお勧めのタイミングは、バージンロードの中央までお父様とお母様と歩き、ゲストの皆さんに囲まれた中でベールを下ろすのも素敵です。

なぜなら、近い距離で親子の表情をご覧いただけるので、とてもウルっとしてしまうのです。

 

・挙式の入場直前に行う

ゲストにお披露目する演出としてしっくりこない方は、挙式の入場直前に扉口の前でそっと下ろして頂くのも素敵です。

親子だけの時間となるので、「今までありがとう」を直接伝えてから下ろして頂く事ができる為、想いが伝わり、涙を浮かべる方がほとんどです。

 

・ブライズルームで行う

挙式の入場スタンバイをする前はブライズルームで過ごされる花嫁さんは、更にゆっくりと親子の時間を過ごす為にもブライズルームで行うのも素敵です。

挙式直前に行うのは少し緊張感が生まれるという理由から、リラックスして感謝の気持ちを伝えたい方にお勧めのタイミングです。

 

 

4.ベールダウンの代わりとなるその他の演出

ベールダウンの儀式についてのパターンをご紹介させて頂きましたが、応用バージョンもご紹介させて頂きたいと思います。

・花嫁姿の総仕上げ(ベールの取り付け)

ベールを下ろすのではなく、お支度の仕上げを行うパターンです。

マリアベールなど、下ろす事ができないベールをつけられる方がこのような方法をとられる方が多いです*

 

・チークの儀式

こちらも花嫁姿の仕上げとして、チークを塗って頂くシーンです。

親子で向き合って、「今日は笑顔で過ごそうね」の想いを込めて行う時間です。

 

・紅刺しの儀

こちらは和装の場合でも人気のシーン。

口紅やリップを塗って、花嫁の総仕上げをして頂く時間。

 

和装人前式の場合ですと、入場直後にゲストの皆さんの前で演出としてお披露目をされるパターンもありますよ◎

 

・筥迫の儀(和装演出)

こちらの写真にはギリギリ写っていないのですが、お着物の胸元に差し込む箱状の装飾品。

意味合いとしては嫁入り道具として持たされるものだった事から、お着物姿の総仕上げとして筥迫をお母様から胸元に挿してあげる演出として取り入れられています。

 

 

5.新郎でもできる演出パターン

ここまでは新婦さんの絆が深まる演出をご紹介させて頂きましたが、実は男性だって取り入れる方法があるのです!

・ポケットチーフの儀式

男性の胸ポケットには、チーフを入れられていますよね。

こちらをお母様にお支度の仕上げとして入れて頂くシーンを、あえて取り入れる事もあるのです。

・ジャケットセレモニー

又お母様より、入場前にジャケットを羽織らせてあげるシーンを取り入れる事もございます。

 

・入場のエスコート役をご依頼

シンプルに、挙式の入場時に新郎さまのエスコート役をお願いする事も素敵ですよね。

バージンロードを一緒に歩くのは、新婦さまのご家族だけでなく、新郎さまのご家族だって特別な時間を味わって頂いて良いのです。

 

 

6.演出を取り入れる場合の注意点

 

・結婚式の進行でスポットが当たる方が偏りすぎていないか

ベールダウンの儀式を始めとした、絆が深まる演出をご紹介させて頂きました。

そこで注意したいのは、演出を行う際に特定の方にスポットが当たりすぎていないかです。

 

一人の方に極端に偏りすぎてしまうと、想いがあって取り入れているはずの演出がかなり印象に残りづらくなってしまう恐れがあります。

 

・お願いしたい方にとってこの結婚式がどんな日になってほしいか見つめてみよう

あなたにとって、取り入れようとしている演出を通して、大切な方にどんな想いを伝えたいですか?

特別に伝えたい想いがあるからこそ、参加して頂く演出。

 

きっとその想いが伝わったら、相手の方にとってもこの結婚式が忘れられない1日になるはずですよね。

 

だからこそ、大切な方にとってどの瞬間で忘れられない時間を表現したいのか見つめ直してみましょう。

そして表現したい方法に想いを込めて、1つ、多くても2つのシーンに絞り込んで感謝の気持ちを伝えていきましょう。

 

7.まとめ

ベールダウンの儀式や、それに関連する絆が深まる演出はイメージ湧きましたでしょうか。

結婚式を通して感謝の気持ちを表現したいあなたにとって、このアイデアが参考になれば嬉しいです。

 

絆が深まる結婚式が挙げられますように。

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