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結婚式場見学の前に絶対にやっておいた方がいい7つのこと・後編

皆さまこんにちは、WEDDING LAPPLEの東浩二です!

前回のブログでは、「結婚式場見学の前に絶対にやっておいた方がいい7つのこと・前編」

ということで、初の2部構成に渡りお届けする内容となりました!!

今回はその後編です。

お待たせしましたーーー!!!(そんな待ってない!?)

こちらのブログを初めて見るという方にも、わかりやすく前回のことも振り返りつつ後編へと入っていきます。

 

まず、「結婚式場見学の前に絶対にやっておいた方がいい7つのこと」をおさらい。

1、結婚式で大切にしたいことを出し合う

2、人生を語る上で欠かせない人を考える

3、自分たちが理想とする挙式スタイルを考える

4、理想を叶えられる場所を知る

5、この先の未来で大切にしたいことを考える

6、家族との時間

7、ふたりの時間

 

このうち、3番目まで前編ではお伝えしました。

今回のテーマを掲げた理由は、これをやることで自分たちの意思で結婚式を創っていくことができるからです!

結婚式は、おふたりで初めて経験する大きな買い物となります。

しかも、「初めて」ということで、どういう結婚式にしたらいいのかイメージがつきづらいものですよね!!

 

例えば、車も高価な買い物に入りますが、街中にはたくさんの車が走っていて、実家で親御様が運転していた車がありますよね。

中には、購入してから失敗したー!ということもあるのかもしれません。

でも、あまりイメージと違った!という声を聞いたことはありません。

車と結婚式で決定的に違うのは、結婚式はしっかりと目に見える形で欲しいと思えるものが判断できない!のです。

 

結婚式の場合は、結婚式場の形はあっても、内容が目には見えないもので当日初めて完成します。

また、人が創るものなのでどのようなものになるのか、やはり当日でしかわからないんですよね。

だからこそ、婚約が決まって「よし、まずは会場見学に参加しよう!」と意気込んで、1会場目の式場でそのまま成約!なんてことも。

もちろん、全てイメージ通りで納得して選んでいれば問題ありません◎

しかし残念なことに、イメージがないまま申し込んで、あとあともっとこうしたかった・・・という声も少なくありません。。

 

なぜこのようなことが起きるのかというと、事前にノープランで見学に行ってしまうからです。

「うーん、それじゃあどうすればよかったんだよー!?」

そんな声も聞こえてきそうですね。

「そうです、その声を待っていました!!」(←ひとりノリツッコミか!)

だからこそ、このブログで前編・後編に分けて、結婚式場見学の前にやっておいた方がいいことをお伝えしているのです!!

 

前置きが長くなりましたが、後半の4つ目からご紹介していきますね。

ぜひ、最後までご覧ください。

1、理想を叶えられる場所を知る

ここでは、結婚式を挙げられる場所の種類について、私の主観も交えながらご紹介いたします。

結婚式に列席経験がある方は、イメージがわきやすいかもしれませんね。

 

◇王道の専門式場

結婚式と聞くとイメージに当てはまるのは専門式場かもしれません。

多くの会場では、大聖堂と呼ばれる大きめのチャペルがあるのが特徴です。

また、披露宴会場が複数あり、同じ時間帯でも結婚式を挙げることができる施設です。

ちなみに、私が学生時代にアルバイトしていた専門式場では、披露宴会場が3フロアに7つありました。

当時は、厨房から披露宴会場まで料理をワゴンに乗せて運ぶ係が多かったですが、いつも時間を気にしながら動いていました。

それもそうですよね、同時に複数の結婚式が行われていて、料理を運ぶエレベーターは1機しかなかったので。

特に午前中に行われている結婚式のお開き時間が予定より遅くなってしまうと、そのあとに予定している結婚式の方にも迷惑がかかってしまうので必死でした!汗

 

スタッフは「分業制」と言って、【会場見学→打ち合わせスタッフ→当日の進行担当】とそれぞれの役割の方がついてくれます。

披露宴会場の数が多いということは、自ずと結婚式を行える数も増えるということ。

打ち合わせが始まる時期や、回数も決まっていることが多いです。

会場が複数あるということで、好みの雰囲気から選びたいという方はワクワクすると思います。

 

◇格式を大事にするホテル

続いても、専門式場と似ているスタイルに入るホテル。

専門式場に宿泊施設がついたというようなイメージですね。

披露宴会場は複数あり、広さも壁で仕切りを変えたりして自由に設定できる場合もあります。

大人数での結婚式や、遠方から来るゲストが多い場合には好まれますね。

また、古くから続くホテルであれば親御様の安心感も得られたりも。

格式を重んじる方には、サービスマナーがしっかりしたホテルでゲストへのおもてなしをすることもいいかもしれませんね。

また、天井が高い披露宴会場では、スケールの大きな演出ができたり、音響照明効果でショーのような見せ方ができますよ。

スタッフは先ほどと同じ分業制。

 

ホテルならではのメリットとして、結婚式後にもレストランなど、思い出の場所として足を運ぶことができるのは嬉しいですね。

いつでも帰れる場所になります。

 

◇自由度の高さが売りのゲストハウス

専門式場やホテルのあとにできたスタイルで、披露宴会場が1つしかない貸切タイプの結婚式場です。

中には、披露宴会場が2つ以上あってもゲストハウスとうたっている場合もありますが、ここでは1つの会場のことを指します。

希望の日程が空いてない場合もありますが、他の場所で結婚式を行なっていないのでおふたりだけの会場として利用できます。

専門式場とホテルとの違いの一つに「分業制」ではなく、「一貫制」というものがあります。

「一貫制」とは、【会場案内→打ち合わせ→当日】を最初に出会ったプランナーが最後まで行うというスタイルです。

すべてのゲストハウスで導入している訳ではありませんが、比較的多くの会場で対応可能となっています。

 

結婚式を創る上で、会場の雰囲気だけではなく、一緒に創っていくプランナーさんとの相性はすごく大事なんですよね!!

一番初めに会った方がそのまま担当なのか、変わっていくのかも、見学時点で確認できると安心です◎

 

◇伝統を重んじる神社

神社と聞くと挙式だけのイメージがある方もいるかもしれませんが、併設された場所で披露宴を行うことができる場合もあります。

親御様の世代では、神社で結婚式を挙げたという方も多いのではないでしょうか。

神社の場合、ホテル同様に思い出の場所にいつでも行けるということがあります。

しかも、なくなることがほとんどない!!

これは大きなポイントですね。

どうしても、専門式場やホテル、ゲストハウスなどの場合、移転や閉店ということもあり得ます。

もちろん、神社でも全く可能性がない訳ではありませんが、大きい神社であればあるほどそのリスクは低いですね。

和装を着たい方や、伝統を重んじている方にはお勧めの場所です。

 

◇アットホームなレストラン

施設的には劣る部分はありますが、料理を重視したい方にはお勧めの会場です。

ゲストハウスと同じく貸切で利用できることが多く、少人数でゆっくりと過ごすことができます。

結婚式に出席したときに、料理が楽しみ!という声は圧倒的に多いですね。

ゲストへのおもてなしを大事にされたい方は、シェフとも打ち合わせしてどこまでこだわれるのか確認しましょう。

レストランは、私たちのようなフリープランナーが手がけることも多いです。

私たちのお気に入りのレストランで結婚式ができるかも!?

今までは結婚式専門の会場しかイメージがなかった方も、好きなレストランがあればぜひ検討してみてもいいと思います◎

 

◇気軽に参加できるアウトドア

近年はアウトドアブームでもありますが、野外で結婚式を行うこともできます。

例えば、キャンプ場や、公園、海や川沿いの公共スペースなど。

もはや、どこでも結婚式は行える時代だと言えます。(公共スペースの場合は事前に許可を取らないとですね)

開放的な空間で、型にはまった結婚式ではなく、ゲストも自由に過ごせるスタイル。

友人だけのパーティ感覚なの?と思う方もいるかもしれませんが、親族も気軽に参加できる創り方もできます。

この場合はフリープランナーやプロデュース会社に相談しましょう。

場所探しから相談することができるので、なぜアウトドアがいいと思ったのか、どのような結婚式にしたいのかから一緒に考えていきますよ。

 

◇家族との時間を大切にした自宅

今では少なくなりましたが、日本でもっとも古くから結婚式が行われていたのは自宅です。

その頃は結婚式という呼び名ではなく、祝言といわれていました。

1964年の東京オリンピックで、多くのホテルが建設されその設備を活かして結婚式もできるよう変化していきました。

 

今の2021年においては、家族だけで結婚のお祝いをするということも増えています。

個人的には、とても温かく大好きな結婚式のスタイルです。

自宅で花嫁・花婿姿になることで、ご近所の方にもお披露目ができたりもします。

地域の方やご近所付き合いが活発な方には、特にお勧めのスタイルですね。

足が悪くてあまり出歩けないという、おじいちゃんおばあちゃんがいる場合にもしっかりと晴れ姿を見せることができますよ。

他にも結婚式を行える場所はありますが、大きく分けるとこのようになります。

どのような場所が、最初におふたりで話し合った「結婚式で大切にしたいこと」が叶えられそうか。

それを考えてみましょう。

 

とはいえ、実際にはどんな会場がいいかわからないこともあるでしょう。

その場合は、結婚式の相談窓口と呼ばれるようなところで話を聞いてみる方法もあります。

提携しているいくつかの会場の中から、おふたりに合うと思われる会場を紹介してくれます。

あとは、会場に属していないフリープランナーに相談するという方法も。

紹介できる会場の縛りがないので、本当におふたりにとってふさわしいと思う場所探しから一緒にご提案できるのが強みです◎

 

2、この先の未来で大切にしたいことを考える

少しずつおふたりの理想とする結婚式は見えてきたでしょうか。

「そんなに考えていかないといけないの!?」

そう思われる方もいるかもしれませんが、考えておいて損は絶対にありません!

なぜなら、初めてふたりで創る結婚式を後悔しないためです。

もう一踏ん張り頑張りましょう◎(フレーフレー!!)

 

続いては、結婚式を行う場所が決まってからでもいい内容かもしれませんが、ふたりで歩んでいく人生においては最も重要なことかもしれません。

 

「この先の未来で大切にしていきたいこと」

壮大なテーマですよね。

しかし、このテーマは結婚式をするしないに関わらず必ず話しあうべきことです!

私は結婚して10年経ちますが、バウリニューアルとしてこの先の人生で夫婦で大切にしていきたいことを話し合いました。

 

なぜこの話をするかというと、夫婦になるということはこの先に待っている喜びも悲しみもともに乗り越えていかないといけないからです。

この人となら未来にどんなことがあっても一緒に乗り越えていける!そう思いたいですよね。

結婚式に置き換えると、「挙式で何を誓うか」のヒントにつながります。

この先の未来で大切にしたいことは、これまで大切にしてきたことを見直す機会でもあります。

「未来を考えるために過去も振り返る」そんな時間になるはずです。

そこで、お互いの人生で大切にしてきた価値観や経験を知ることにもなるでしょう。

 

ここでも大事なことは、相手の意見を否定せずにまずは尊重すること。

最初から意見が合わなくても心配いりません、みんなそうなのだから。

結婚を決めたということは、お互いのことも理解しているとは思いますが、深い価値観まで知っているかというと意外とそうではないこともあります。

この機会だからこそ、お互いに向き合う時間を大切にしてほしいと思うのです◎

 

3、家族との時間を大切にする

残り2つの項目となりましたが、ここからはもっと気楽に考えれる内容です。(ほっ・・・)

でも、とても大事なことなのでぜひ取り入れてほしいです。(ちょっとスパルター!)

 

早速ですが、結婚式が終わってからの生活を想像してみてください。

新居でふたりの生活が始まります。

今まで実家にいた方は初めて家を出るということも。

それまでは当たり前のように顔を合わせていた、家族とも離れて暮らすという方もいると思います。

 

だからこそ、家族との時間を大切にしてください。

例えば、結婚式の前に家族旅行に行ったり、すでに一人暮らしをしている方は、お盆や正月以外でもゆっくり実家で過ごす時間を設けたり。

これまで一緒にいる時間が長かった家族とも、結婚してからはあまり時間が取れなくなるものです。

 

私は三重県出身ですが、大学から実家を離れて人生の半分以上を愛知県で過ごしています。

実家に帰省するのは、大体お盆と正月くらいです。

ふと思ったのは、あと何回実家に帰るだろうかということ・・・。

自分自身も親になって、子どもたちが家から離れていくことを想像してみると、やっぱり寂しい!!!

きっと、どの親御様も同じ気持ちだと思うのです。

 

家族との一緒に過ごす時間を作ることで、自分がどれだけ愛情を注がれてきたのかも感じると思います。

いつもおいしい料理を作ってくれていたのが、どれだけ幸せだったことか。

親御様からの愛情を感じることで、自分にも子どもができたときには同じように大きな愛で包んであげたいと思うはずです!!

大げさかもしれないし、普段からそんなに感じないよという方もいるでしょうが、親孝行できるうちにするのが大事なのです。

 

4、ふたりの時間を大切にする

そして、最後に大切にしたいのは、ふたりで過ごす時間です。

「えっ、そんなの今もやってるよ」

もちろん、今でも大事に過ごしている方はたくさんいると思います。

むしろ、そうあってほしいですが、もしかしたらずっとふたりで過ごせる訳ではないかもしれません。

 

それは、新しい命が生まれるまでの時間しかふたりでは過ごせないからです。

長い人生で、ふたりだけの時間を考えると、ほんの数年しかないのです。

実家では22年間過ごし、大学を卒業して数年後にふたりが出会い3年交際し結婚。

その後すぐにお子様に恵まれたとすると、ふたりだけで過ごせた時間は人生の3年分の時間ですよね。

80歳まで生きたとしたら、人生のたった3.7%しかないのです!!

 

もっとふたりで旅行やライブに行きたかったと思っても、なかなか気軽に行けなくなります。

いい意味でも悪い意味でも、自分中心の生活はできなくなります。

ふたりの生活リズムが生まれ、やがて家族の生活リズムが生まれる。

だからこそ、今のふたりでしか体験できないことや、思い出を存分に楽しみましょう!

きっとその経験が、夫婦生活を歩む中でも宝物になり、絆を深めることにつながりますよ。

 

5、まとめ

前編・後編に渡ってご紹介してきました、「結婚式場見学の前に絶対にやっておいた方がいい7つのこと」

実際にやってみようと思っていただけましたでしょうか?

 

きっと、現代の新郎新婦さんにおいては、共働きの方が多いと思います。

同棲をしていれば別ですが、なかなか時間が合わないというような方もいるかもしれません。

だからこそ、婚約が決まって会場見学を始めるとなるその前に、まずは一度ふたりで立ち止まってしっかりと考えてほしいのです。

 

結婚式は新郎新婦さんの価値観に合わせてさまざまなスタイルが生まれています。

そんな選択肢があることを知らずに会場を決めるのか、知っている中で自分たちに合う場所を選ぶのか。

もちろんどちらかが正解というわけではないかもしれませんが、幸せな夫婦生活を始めるにあたり結婚式とその準備期間は予行練習のようなものなのです。

一緒に住み始める前にお互いの価値観を理解し、この先の未来の理想を共有し合う。

この時間が取れれば、どんなことが起きても必ず一緒に乗り越えていけると信じています。

 

このブログが少しでも皆さまの参考になることを願っています。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

WEDDING LAPPLE 東 浩二

 

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