- 2023.04.20
実家でしか残せないフォトウェディングの魅力
結婚式の前撮りを実家で行いたいという方が増えています。
中には、結婚式は行わずに、家族への晴れ姿のお披露目としたフォトウェディングで実家を選ばれる方も。
ウェディングスタイルが多様化して、結婚式をすることもしないことも自由に選択できる今の時代に、実家で結婚写真を残す魅力とはなんなのか。
これから前撮りや、結婚式を考えているあなたに知っていただきたい、実家で一生の思い出に残る結婚写真撮影をご紹介いたします。
1、実家で撮影をする価値とは
実家で結婚写真といえば、「前撮り」が一般的です。
前撮りとは、挙式披露宴を行う以前に、ドレスや和装を着て写真撮影を行うこと。
「プレウェディング」とも言われますが、結婚式本番の前に、ゆっくりと夫婦の写真を残す意味が強いです。
それでは、実家で前撮りをする価値を考えてみましょう。
◇家族にとっても意味のある前撮りになる
実家で前撮りをすることで、家族にとっても決意を固める時間になります。
特に、お嫁に行く新婦の場合、家族はどこかで寂しいと感じているのではないでしょうか。
なぜなら、同じ苗字だった娘が新しい姓に変わるからです。
だからこそ、家族の思い出を残すという意味でも、実家で撮影することがおふたりにとっても親御様にとっても特別な思い出になります。
実家で撮影することは、目には見えない変わりゆくものを残すということにも繋がっているのです。
◇近所の方にもお披露目できる機会になる
家族以外にも、小さい頃から成長過程を見てきているのが近所の方です。
おふたりとは直接面識がなくても、親御様との接点がある方も多いのではないでしょうか。
以前は、結婚式当日に自宅で花嫁姿になる方もいますが、その数は年々減少しています。
成長した晴れ姿を見せられる機会としては、成人式の前撮り、結婚式の前撮り、結婚式当日しかないのです。
集まっていただいた方には、嫁菓子を渡すのも風習ですね。
◇大切な場所を思い出に残せる
人との思い出だけではなく、大切な場所としての思い出も残せます。
実家で過ごしてきた日常の景色が、特別ものに変わるのです。
いつでも優しく出迎えてくれる玄関や、季節によって見え方が変わるお庭など、当たり前の景色も晴れ姿で撮影するといつもとは違って見えます。
いつかは変わりゆく景色。
きっと、何十年後に見返すと胸が温かくなる写真になっていると思います。
2、実家だからこそできる魅力
実家で前撮りやフォトウェディングをする場合の魅力を、実際のお客様の事例とともにご紹介いたします。
◇花嫁支度から見てもらえる
実家での撮影の場合、結婚式当日ではなかなか見ることができない、花嫁支度の風景を家族にも見てもらうことができます。
メイクさんが衣装を広げて準備しているところや、化粧道具の種類の多さにも興味を持たれる方も多いです。
そして、支度が始まってからも、様子が気になり見にくる方も。
いつもと変わらない、実家ならではのリラックスした雰囲気で支度を進めることができます。
新郎新婦だけではなく、家族にとっても結婚の実感がわいてくる時間になります。
◇結婚式に来られない祖父母にも晴れ姿を見せられる
実家での撮影の中には、祖父母の自宅で撮影するという方もいます。
おばあちゃんには結婚式に来てほしいけど、足が不自由なので外出するのが難しいと言われるケースも少なくありません。
そんな時に、晴れ姿を見せに行くことができるのです。
小さい頃にたくさん遊んでもらったおばあちゃんの自宅で、成長した晴れ姿を見せられる喜びを感じることでしょう。
◇家族で過ごしてきた季節を残せる
日本ならではの文化を残せるのも、ひとつの魅力です。
女性であれば必ずお祝いされてきたのは、ひな祭りではないでしょうか。
例えば、前撮りの時期を3月に合わせることで、親御様が娘に用意した雛人形とも思い出を残すことができます。
ただ写真を残すだけではなく、親御様からすると娘のためだけに用意する最後の雛人形となるでしょう。
何よりも健康で育ってほしい。
雛人形を飾る時に感じていた気持ちを思い出す日になるのではないでしょうか。
親御様にとっては、子育ての卒業が近づくのを感じるのかもしれません。
お庭に花を植えている自宅では、好きな花の季節に撮影するものいいですね。
3、実家ならではの演出
日常の中に、少し特別な演出を加えることで、より思い出深い撮影になります。
結婚式当日にできる内容もありますが、前撮りや結婚報告を兼ねたフォトウェディングだからこそできることがあります。
◇おふたりのファーストミート
お互いの晴れ姿を見る瞬間。
夫婦として歩み始める決意を固める日、着替え終わって相手の姿を見る瞬間なにを感じるでしょうか
いつも隣にいる相手が、いつもとは違って見えるでしょう。
幸せにあふれた笑顔や、思わず涙がこぼれる瞬間になります。
◇紅差しの儀
花嫁支度の仕上げに、ご家族から口紅を差してもらう儀式。
新婦にはご家族からの愛情を感じてもらえる時間になります。
お母様やおばあちゃんから、おめでとうの気持ちを込めて。
言葉を交わさなくても、お互いに「ありがとう」の気持ちが伝わる儀式です。
◇幼い頃を思い出す肩もみ
父の日に一度はしたことがありますか。
今までの感謝の気持ちを込めて、肩もみの儀をするのはいかがでしょうか。
小さい頃に、お父様の膝に乗ったり一緒に走り回った思い出も蘇ることでしょう。
娘からの気持ちに涙ぐむ写真になることも。
温かさを感じる写真を残すことができます。
◇夫婦になる前の手紙
ただ写真を撮っていくのではなく、夫婦としての歩みとなる日。
今の気持ちを手紙に込めて贈り合いませんか。
この日を迎えるまでの気持ちや、結婚式に向けての気持ちをお互いに伝えましょう。
夫婦として歩み始める前に、お互いの気持ちを理解することでより良いスタートになることでしょう。
◇家族へ向けた手紙
お互いに手紙を贈るだけではなく、家族に向けてもこの日を迎えた気持ちを贈りませんか。
なぜ実家で撮影をしようと思ったのか、結婚式を迎えるにあたってなど、素直な気持ちを綴ってみましょう。
娘からの贈り物は、寂しい気持ちを前向きに押してくれるはずです。
新婦にとっても、親御様にとっても、お互いの愛情を感じる時間になるでしょう。
◇婚姻届けの署名
前撮り日に、夫婦としての第一歩を踏み出す婚姻届に親御様から署名をいただくのも、より思い出深い時間になります。
結婚式を挙げる日と、入籍をした日。
どちらも結婚記念日としてこれから先も、大事にしていきたい日になります。
実家での前撮り日を入籍日にすることで、おふたりにとっても親御様にとっても一生忘れられない日になることでしょう。
4、まとめ
結婚式の前撮りやフォトウェディングを、思い出の実家で行うという選択肢。
大きな結婚式は自分たちらしくないという方からのお問い合わせも増えています。
夫婦だけではなく、家族と一緒に特別な思い出を残したい。
そんな希望が叶えられる場所が実家かもしれません。
あなたの大切な方に晴れ姿をお披露目できる幸せを噛み締めながら、夫婦としての歩みを始められます。
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私たちWEDDING LAPPLEはフリーウェディングプランナーのチームです。
結婚式への想いを伺い、おふたりに相応しいウェディングスタイルからご提案いたします。
スタジオではなく思い出の場所で前撮りをしたい、家族との思い出を残したい方には、実家での撮影はいかがでしょうか。
忘れられない情景をお約束いたします。
ぜひお気軽にご相談くださいね。