花嫁を美しく手がけるために影の努力を惜しまないヘアメイクさん。
そして誰よりも大きな声でおめでとうの気持ちを伝え、現場の空気を高めてくれる存在。
今日は、そんな千穂さんの声を聞いてみました。



『結婚式で大切にしていること』

「できる事、気がついた事は全てやる」
結婚式は今まで歩んできたおふたりの人生、軌跡が目に見える空間だと思っています。

これまで、大切に大切に育ててくれた親御さん。笑って泣いて⻘春時代を共に過ごしてきた友人。
社会のイロハを教えてくださる職場の方々。
おふたりに深く関わっている方々だけが招待される、特別な場所。

【特別な場所】を【特別な時間】にするために、ヘアメイクだけではなく私が気がついたこと、お手伝い出来ることはやっていきたいなと思っています。

お支度中、ヘアメイクの時間は、新婦さんとふたりきりで話せる時間。他のスタッフの方々って、当日意外とゆっくり話せないんですよね。
貴重な時間の中で、自分は⻑い時間一番近くにいて、声をかけてあげられる存在。
お客様のお気持ちを察しながら話す内容やペースを変え、お支度中も居心地良いものになるよう心がけています。

あとは、自分がその場所にメンバーの1人としていることで、さらにいい結婚式がつくれるように、常に全力で。

『LAPPLEの結婚式とは』

「唯一無二の結婚式」
おふたりが大切だと思うことを体現できるよう、常に寄り添って結婚式を作り上げていらっしゃるんです。

LAPPLEの特徴でもある『心誓式』は、 おふたりにとっての「未来への第一歩」になっているのかなと思っています。
相手を想い綴るその一文字一文字にあたたかさ、優しさ、愛、重みを感じます。
それを言葉にすることで、この人と未来を歩んでいくんだ。 そうやって未来へ一歩を踏み出した二人の覚悟が見える。
そして、互いに目を見て誓い合ったあと、お二人もゲストもスタッフもみんなが優しい、愛で溢れたいい顔をしています。

印象に残っているのは、昨年の秋の結婚式です。
新婦さんの想いは「お父さんに花嫁姿を見せたい」

お父様が、病気のため参加できるかわからない状況が続いていたのですが、当日無事出席できたんです。
「結婚式を挙げる理由」がゲスト全員に伝わっていて、現場が1つになった空気感に、鳥肌がたちました。
フィナーレには心からの「おめでとう」の声。泣いている人もいれば、笑っている人も、踊っている人もいる。
それぞれのおめでとうの形をみんなが全力で表現していて、最幸の一瞬でした。

私がこれまで大切にしてきたことが、LAPPLEさんの結婚式にぴったりとはまっているんです。
いつもおめでとうの気持ちで胸がいっぱいになって、自然と涙が出てきます。
私はリハーサルメイクと当日にしかおふたりに会える機会はないのですが、当日のおふたりの姿、ゲストの表情、現場に居合わせる全ての人を見れば、どれだけいい結婚式なのか、わかります、伝わってきます。

あとは、当日に至るまでにLAPPLEの皆さんが送ってくださる資料。
情報量はもちろん、このふたりがどんな想いで結婚式をやることを決めたのか、それをどんなふうに形にしていこうとしているのか、丁寧に、大切に、伝えてくれます。
クリエイターにもこんなに向き合ってくれる方達です。
この仕事をしていてよかったと心から思うことができるような結婚式に携われていること、感謝の気持ちしかないですね。

『LAPPLEをおすすめしたい人』

わたしの大切な人たち。 
でも、正直私の周りは結婚式を終えた方々がほとんどです。
経験上、結婚してからある程度時間が経つと、当たり前の日々になっていっていく気がしていて。
そんな時に、一度立ち止まって、これまでを振り返ったり、これからのことを一緒に考えてもいい。
それこそ結婚式のことを思い出したり。 過去の思い出を語りながら見つめ直して、また未来を創っていく時間。
結婚5年式、10年式、20年式があってもいいなと思っています。
私が毎回感動する、このあったかい気持ちをみんなにも体感してほしいのにと思ってしまうぐらい、LAPPLEの結婚式は素敵ですね。

千穂さんがおっしゃるように、結婚式当日一番花嫁の近くにいてくださるのがヘアメイクさん。当日のお支度は、ヘアメイクで美しい姿にすることはもちろん、心支度をする時間でもあると思っています。
LAPPLEのお客様が、結婚式の中で思いっきり笑っていられるのは、一緒に過ごす時間を近くで大切にしてくださっているその存在の大きさのおかげです。千穂さんが現場にいると、私たちLAPPLEも安心して運営に集中ができますね。

Stack 伊藤千穂「心で繋がるヘアhair makeを」

専門学校卒業後、ヘアメイクの会社に入社。
自身のライフイベントをきっかけに独立し、ブライダルのヘアメイク会社「株式会社 stack」を立ち上げる。
また、エステサロン BANDE estheticの経営も始める。
stackは、【積み重ね】を、BANDEはドイツ語で【絆】を意味します。 【絆を積み重ねていく】という想いから。

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