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結婚10周年の節目を祝う!夫婦の絆を深めるバウリニューアルとは

日本でも少しずつ馴染みが出てきた「バウリニューアル」

言葉は聞いたことがあるけど、実際に何をするの?という方も多いのかもしれません。

そこで今回は、バウリニューアルの意味や開催方法についてご紹介します。

 

私たちが考えるバウリニューアルを行う最大のメリットは、「夫婦の絆を深める」ということ。

この記事を読んでいただき、夫婦としてのこれまでを振り返り、未来につながるきっかけになれば嬉しいです。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

1、バウリニューアルとは

バウリニューアルとは、vow(誓い)とrenewal(更新)という言葉からできていて、「新たな誓い」という意味があります。

結婚してから特定の年数が決まっているわけではないのですが、節目となる10年目に行うことが一般的には多いように感じます。

新たな誓いを立てるセレモニーとして、誰でも行うことができるセレモニーでもあるのです。

それでは、どのような誓いを立てるものなのか。

ここからはバウリニューアルで大切な誓いの立て方をご紹介していきます。

 

 

◇夫婦の誓いをリニューアル

誓いを立てる上で最も大事にしたいのは、これまで夫婦生活を続けてきた相手に向けてです。

これは、結婚式をしていても、していなくてもできます。

 

では、なぜ新たな誓いを立てる必要があるのでしょうか。

それは、結婚して10年も経つと、家族が増えていたり、ライフスタイルや仕事の変化もあるからです。

ふたりだけで始まった夫婦生活で大事にしていこうと誓ったことに、変化が出ていてもおかしくありません。

 

一生かけて約束を守り続けるという意志も大事ですが、今の環境や気持ちに合わせて「更新していく」ことができる方が実は大切なのではないでしょうか。

そう思うと、結婚式で誓う言葉にも10年後を見据えて現実味がある内容にもなるかもしれませんね。

 

◇我が子への誓い

お子様がいらっしゃる場合には、夫婦だけの誓いではなく我が子への誓いを取り入れることも。

大切な家族に向けて、夫・妻としてではなく、父・母としての誓い(約束)をすることで、家族全員の目標にもなります。

年齢によってはお子様も一緒に考えたりしてもいいかもしれませんね。

夫婦としての成長が、家族としての成長にもつながっていると実感する時間になりそうです。

 

◇周りにいる方への感謝

そして、親御様や友人など、周りにいる方への感謝を取り入れるものバウリニューアルならではです。

結婚式では普段言えない感謝の気持ちが伝えられるといいますが、この機会も同じではないでしょうか。

みなさまはいつもきちんと気持ちを伝えていますか?

今はこのような生活を送っているという報告だけではなく、改めておふたりからみた大切な方々の存在を伝えることで、この先もいい関係性が続きそうですね。

 

 

2、バウリニューアルで必要な準備

バウリニューアルでは、誰に何を誓うかを考えることが大事ですが、それ以外にも考えていかないといけないことがあります。

夫婦で考えていくことで、結婚準備をしているときの気持ちを振り返れるでしょう。

この時間も楽しみながら進めていきたいですね。

 

◇どんな場所で行う?

バウリニューアルを行うにあたって、決められた場所はありません。

まず思い浮かぶのは結婚式を挙げた場所かもしれませんが、結婚式場やホテル、神社など、挙げた場所によって対応しているかが異なります。

例えば、新居や、住んでいる街の思い出の場所など、おふたりにとって誓いの気持ちを落ち着いて立てられる場所であれば問題ありません。

せっかくなら、この先も行けるような場所で行えると思い出を増やすことができます。

 

 

◇誰に参加してもらうのがいい?

夫婦だけで行う場合もあれば、お子様や自分たちの親にも参加してもらうことも。

結婚式まではいかなくても、友人や交流のある方を招待して行うこともあります。

参加していただく方には、バウリニューアルのセレモニーに参加していただき、写真撮影やその後にお食事に行ってりしてもいいでしょう。

今の自分たちの周りにいる大切な方々の存在にも気づかされるはずです。

 

 

◇服装はどうすればいい?

おふたりはカジュアルな服装で行うことが多いです。

中にはもう一度ウェディングドレスを着る方や、男性はタキシードで結婚式のような雰囲気の写真を残す方もいます。

どのような場所で行うかにもよって変わりますが、家族写真も撮ることになると思うので、どのような雰囲気で思い出を残したいかを考えてみるのがオススメです。

 

 

◇予算はどれくらい?

一般的には、写真撮影とセレモニーを行い、場所によっては食事をしたり衣装をレンタルすることも考えられます。

どのような規模感にもよりますが、目安としては10万円前後でしょうか。

おふたりだけでも準備はできるかもしれませんが、招待する方がいるのであれば、結婚式同様におふたり以外の第三者に当日の進行をお願いすることが望ましいです。

この日の主人公はおふたりなので、幹事役を任せられる方がいるとスムーズに進められます。

 

 

3、実際のストーリー

それではここで、実際にバウリニューアルをされた方の事例をご紹介します。

結婚して10年目を迎えたご夫婦。

お子様は4人いて、家族と友人にも見守っていただきながらのセレモニーとなりました。

会場となったのは、家族が住む街のシンボリックな歩行者専用の公園橋。

招待している方だけではなく、公共の場でのパブリックセレモニーとなりました。

 

◇夫婦の紹介

まずは、みなさまが見守る中、おふたりで入場です。

少し照れくさそうな様子でしたが、付き合っているときのようにふたりで歩く道のりもいいものですね。

そして、司会よりお越しいただいた方へ改めて夫婦の歩みをご紹介。

おふたりにとっても懐かしい思い出を振り返りながら、結婚から10年の軌跡を思い返していただきました。

 

◇夫婦の誓いのリニューアル

この日を迎えるまでには3回ほど打ち合わせを重ね、メッセージでのやり取りもしながら、お互いに向けての誓いを考えていきました。

当日までお互いには内緒で、プランナーと一緒に相手に伝わる言葉になるようにと相談しながら完成した誓いです。

結婚生活で感じたことから始まり、この先どのような夫・妻であり続けたいかを、心を込めて贈り合いました。

 

◇お子様からのメッセージ

その後は、愛する我が子からお花を贈ってもらい、お子様からお父さんお母さんに向けてのメッセージをいただきました。

お父さんお母さんの好きなところは?

この先どんなお父さんとお母さんでいてほしい?

どんな言葉が返ってくるか少しドキドキでしたが、温かい空気に包まれながらメッセージを伝えてくれました。

 

◇お子様への誓い

そして、そのお返しのようにおふたりからは父として母として、お子様に向けてこの先の人生での約束を誓いの言葉として届けていただきました。

ふたりだけの人生ではなく、家族との人生を歩んでいる。

そんな気持ちを感じる言葉に、お越しいただいたゲストからも応援の気持ちが伝わってくるようでした。

 

◇家族の今を形に残す

言葉だけではなく、何か今の家族の証を残せないかと考えた結果行なったのは、家族全員の手形です。

今はまだ小さな4人のお子様の手も、月日とともに成長していき、いつかは新しい家族を築くときがくると思います。

今の瞬間は今しか残せないもの。

そう感じる思い出の証として、全員で1枚の紙に輪になるように手形を押していただきました。

その様子を見守る方々にも、普段の家族の様子を感じていただけたことでしょう。

ずっと自宅で飾っていたくなる宝物です。

 

◇参列者からのメッセージ

バウリニューアルの結びには、友人を代表していただき祝福のメッセージを贈っていただきました。

おふたりが学生時代にお世話になっていたアルバイト先のメンバーを中心に、集まってくれた方々と一緒にエールを贈ります。

おふたりにとってはサプライズのエールに、満面の笑顔があふれました!

 

◇集合写真

最後には全員での集合写真撮影。

青空の下で街を見渡せるこの場所で、おふたりにとっての新たな道のりの始まりです。

この先もこの場所を訪れるたびに、10年目の誓いを立てたこと、家族と思い出を作ったことがよみがえる時間となりました。

 

◇おふたりからの感想

「10周年という節目に、夫婦あり方、お互いの気持ち、子どもたちのこと、家族のあり方など、改めて考えることができたこと、とても良かったと思います。また、子ども達も含め、それぞれ思っていること、考えたことなどを知ることができたこもよかったです。
考えることはあっても、それを伝え合うのはこういう機会でもないとなかなか出来ないことだったりするので、貴重な体験でした。
また、懐かしい方々にかけつけていただき、愛されてるな、ありがたいな、と思いました。
この度は貴重な体験をありがとうございました!」

 

 

今回はこのようなプログラムとなりましたが、おふたりがバウリニューアルを行う目的と場所によっては、さまざまな進め方ができます。

例えば、室内であれば10年間の思い出をスライドショーにして放映したり、撮り貯めてきた写真をアルバムにするのもオススメです。

夫婦の思い出をゲストとも共有しながら、ご自身でも振り返りの機会にするのもいいではないしょうか。

 

きっと写真を見返すだけで涙が出てきたり、笑顔になったりすると思いますが、人生の節目をおふたりでも祝福できるといいですね。

 

 

4、まとめ

今回は夫婦の絆を深めるバウリニューアルについてご紹介してきました。

結婚して10年経つし、何か思い出になることをしたいけど、どうやって誰に相談すればいいんだろうと思った方へ。

ぜひ気軽にお声がけください。

私たちは結婚式だけではなく、人生に彩りを加えることができるプランナーです。

 

日常の中にふとした幸せを積み重ねていくことが、明日へと生きる大きな力となると信じています!!

あなたが「この人と幸せになる!」と決めた相手と、この先も同じ思い出を築いていけるように。

結婚10年を振り返り、家族の歩んできた道のり、そして、ご自身の軌跡も大切にできますように。

 

“ 一生忘れられない思い出をあなたに贈ります!”

 

 

WEDDING LAPPLE 東浩二

 

 

バウリニューアルについてのご相談については、コンタクトページからお気軽にご連絡くださいませ。

 

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