＊この結婚式を挙げて良かった理由や忘れられないエピソードや情景

結婚式を挙げてよかった理由は、同棲生活が長かった僕たちにとって、これまでの2人が出会うまでの人生、出会ってからの人生、これから2人で歩む人生について、一度立ち止まり深く考え、改めて夫婦として1歩を踏み出すことができたと胸を張って言えるそんな気持ちになれたことです。
結婚式というと、大切な家族、友人に囲まれ、2人の門出を祝福をしてもらうという、そんな華やかとした漠然なイメージがありました。
実際には、結婚式をして良かったと思える50%は、結婚式に向かうまでの準備にあったと感じてます。特に忘れられないのは、挙式に向けた心支度として、なぜ妻と結婚したいと思ったのか、妻との生活の中で一番幸せに感じた瞬間はいつどんな時か、そう言った問いに対して、自分とひたむきに向き合うことで、いままで言葉にできなかった思いや感情を知れたことです。これはラップルさんとの作り上げた挙式だからこそだと思います。
忘れられない情景としては2つあります。
1つは挙式で妻と2人並んでステージから見た、大好きなゲストに囲まれた景色です。その時に、2人からゲスト一人一人に手紙を送り、泣いて喜んでくれた笑顔は一生の宝物です。
2つ目は誓いの言葉を交わした時の妻の笑顔です。挙式に向かうまでのプロセスで一つ一つ積み重ねてきた思いを伝えてくれた時間は一生忘れません。

＊挙げてからの感想、周りの声や得られた未来
まず本当に挙式をして良かったと心から思っています。初めは結婚式を挙げるか悩む、そんな気持ちもありました。ただ、初めてサエコさんと話した時に、この人だったら一生心に残る、そんな結婚式を作れると直感しました。その後はラップルさんとたくさんの話し合いをして、振り返ってもやり残した事がないくらい、最高の式となりました。ここまで自分たちの望んだ形でや最高の思い出になると分かっていたら迷わずやることを選択したと思います。
今回は2人の形として1泊２日形式の宿泊型ウェディングとしたのは、大切なゲストと時間を忘れて一緒に過ごしたいという気持ちからでした。2日間大切なゲストに囲まれて、心置きなく夜まで談笑する、どこにいても大切なゲストに囲まれている空間は、これから離れていてもこんなに心強く、暖かい人達と繋がっているんだという、普通では感じることのできない実感を得ました。


＊改めて結婚式って何だと思う？
一生に一度の人生の区切りだと思います。これまでの過去と心から向き合い、これからの2人がどういう夫婦でいたいか、なぜ2人でいたいのかを考え、暖かく幸せな未来に向かって歩み出す、そんな瞬間です。また、結婚式では今まで出会った大切な人たちに囲まれて、自然と今日までの自分の人生に感謝が溢れ、言葉で言い表せないくらい、幸せな気持ちになる、これまでの人生で一番幸せな時間でした。

photo / 武田幸来
movie / mitika