＜新郎さまより＞

僕は家族に自分の想いを伝えたいというのがあり、それを言葉で伝えれたことが心に残っています。特に父親の涙は見たことがなかったので印象に残っています。終わってから友達からも家族愛が伝わってきたと言ってくれ、僕の家族に対する想いが、友達にさえも伝わっていたんだなぁと実感しました。

謝辞の中で、親父に対し
「後悔しない考え方や自分自身と向き合うことを学ばせてくれてありがとう」
と言ったときに涙を拭っていたのを覚えています。
もしかしたら親父もこの考え方を大切にして生きていたんじゃないかなとか、親父が１番伝えたいことだったのかなと気付く機会にもなりました。

妻からの予想していなかった、心に響いたサプライズも強く印象に残っています。
お互い大切にしていきたいね、と話していたことをちゃんと心に留めていてくれるんだなって思えて涙を堪えながら受け取った「365のありがとう」が詰まった手作りの本。
本音をいうと、想いはあっても実際には家族に自分の気持ちを伝えるのが恥ずかしいと思っていました。でも、妻からも正直に普段伝えられていないことをこの結婚式を通して僕に伝えてくれたので、自分も今日は精一杯みんなに想いの丈をぶつけようとふっきれた瞬間でした。
僕にとって、当日の気持ちづくりはあの瞬間で完成しました！準備は忙しかったけど、サプライズを通して妻が今後大切にしたいことが口だけじゃなく贈り物を準備してくれたことで、心から芯のある想いなんだなって、出会えた幸せを再確認できた結婚式でした。



＜新婦さまより＞

ゲストから、
「こんなにみんなが泣いてる結婚式初めてだった」
「私達の心も動いて感動したし、私達(ゲスト)や家族のことを、ふたりが大事に思ってることも伝わってきてとてもいい結婚式だった」
「たくさん参列してきたけど、今までにない結婚式で素敵だった」
と多くの人に言ってもらえました。
決して、泣いてほしいとか感動してほしいとかではなかったのです。でも式を通して心が動いた瞬間があった、その結果がみんなの涙とか感動っていう形だったって思うと、私達が作りたかったもの、伝えたかった想いがちゃんと届いてたことを実感できました。
結婚式の式中は、みんなが自分に向けてくれる笑顔の多さだったり、祝福の言葉だったり、その一つ一つが全部同じくらい嬉しかったです。

私達が夫婦として家族として、これから一緒に歩んでいくために大事なことを、結婚式の準備を通して学ぶことができました。誓いの言葉を通して、改めて相手への感謝や想いを考える機会がもてたことも、とても大きかったです。
またゲスト一人一人のことを振り返って、口に出して司会者さんとの打ち合わせで振り返りながら伝えたり、ゲストひとりひとりへの手紙で感謝を文章にした準備期間は、どんな思い出や感謝があったかを具体的に思い出す機会にもなり、みんなへの印象がより大切な方向へと変わりました。本当にありがとう！ってみんなの顔を見る度に思います。

フォトウェディングや家族挙式の選択肢も考えた上で、みんなを招待して式を挙げることができた事は、本当に良かったです！(あと、結婚式の契約先を変えてまでLAPPLEに頼んだことが、優勝だったと思ってます！！)
入籍後初めて夫婦として、初めて大きな一つを成し遂げた結婚式。ふたりでこんなに話し合って、悩んで、選択して…と繰り返すことで、確実に夫婦の絆が深まって迎えられた結婚式でした。


photo by 武田幸来