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結婚式の見積もり内訳まとめて大公開

結婚式の準備をしていく中での大きな不安要素となってくる「お見積もり」。

最近のご相談では、初期見積もりから大きく見積もりが変動しないかが不安ですというご相談が増えてきました。

 

では結婚式に関わるお見積もりとは実際にどんな項目があるのか、詳しくご説明させて頂こうと思います。

 

1.会場使用で関わる費用

 

会場関係の利用料 

結婚式場でも施設であったとしても、発生してくる料金。披露宴会場やチャペル、新郎新婦の控え室や待合室など会場の規模や設備が整っているところほど金額が上がってくるケースが一般的です。そして、ただ貸すだけで何十万も発生してくるのではなく、使用前後の清掃だったり、テーブルや椅子のレンタルだったり、中にはテーブルクロスやナフキンの貸出も含まれているケースがあります。

 

音響使用料

音楽を流すためのミキサーやスピーカー・マイク使用料金の事です。

 

プロジェクター・スクリーン使用料

会場に固定設置されているものもあれば、組み立て式のものと2パターンあります。レストランウェディングなどで多く見られる、組み立て式のものはレンタル料の価格が低めな設定が多いのですが、機材によって見にくかったりするので人数の多い結婚式の場合は大きさや置ける場所などはしっかりと確認しておく事をお勧め致します。

 

2.飲食代

 

お料理

まずは着席コース料理なのか、ビュッフェスタイルなのか。そして、厨房がある場所で提供するのか、ケータリングなのかで料金が変わってきます。(ちなみに、お料理の内容そのものもそうですしが、ケータリングの場合ですと什器等を別途料金をいただくケースが一般的です。)

ご祝儀制の場合は、着席フルコースの場合10000円〜20000円とお客様のお食事やおもてなしの考え方によって選び方が変わってくるかと思いますが、高ければ良いというわけではなく、見た目の華やかさやご試食をしてこれなら安心と思われるものが一番だと思います。そして人数によって最も総合計が左右されてくる部分ではありますので、個人的には料理ベースで考える結婚式なのか、他にゲストの為を思ってご用意されたい事があるのかどうか、全体のバランスを見ながら価格の決定をするのをお勧め致します。

 

フリードリンク

基本的にはフリードリンクで一律サービスされている事がほとんどです。2000円〜4000円と会場サービスの方針やドリンクの種類によって金額の差がございます。

中には一杯いくらと設定されているところもありますが、当日計算をしているとサービスのスマートさにもかけるので、基本的にはフリードリンクで依頼する方のが安心だと思います。

 

ウェディングケーキ

オリジナルデザインをご希望されるお客様が増えてきていますが、どこまでできるかはパティシエと要相談していくのが良いと思います。

入刀用のケーキとしての料金ではなく、切り分けてゲストに召し上がっていただけるように準備をするスタッフの人件費もこの中に加わってきます。

 

サービス料(スタッフ手配費)

料飲代の◯%と設定されているところもありますし、ケータリングの場合はゲスト10名に対して◯名といった計算でスタッフの人数を揃えていく場合が一般的です。

 

飲食に関わるセッティング代

サービス料や料理代に含まれている事がほとんどですが、テーブル上のお食事のセッティングが人数分加わっています。

 

3.挙式料

 

スペース使用・スペースコーディネート料

チャペルをお借りして行う場合だったり、ガーデンですと椅子や式台を外に準備したりなど使用するだけでなくセッティングをしていきます。

 

進行役・演奏者料金

司式者(教会式の場合は牧師さん等)・演奏者・アテンダーなど人の料金。

 

アイテム料金

結婚証明書等の進行に必要なアイテム費用。

 

挙式退場時やアフターセレモニーなどの演出料金

一般的にはフラワーシャワーが行われる事が多いですが、他にもリーフシャワーやバブルシャワーなどの演出をされる方もいらっしゃいます。

 

4.衣装代

 

花嫁衣裳(ドレスやお着物)&花婿衣裳(タキシードや袴)

衣裳のレンたり費の中には、スタイリストのコーディネート料や衣裳の搬入・搬出を行ったりする人件費も含まれてきます。

又、衣裳屋さんによっては最終フィッティングからお身体に合わせたお直しをご丁寧にされるショップもありますので、表面上の値段だけで判断するのではなく、当日しっかりと着こなす為にはそのようなサービスがしっかりとされているところもとても重要ポイントとなってきます。

 

衣裳小物代

衣裳代にセットで含まれている場合もありますし、1点もののアイテムはレンタル料が別途発生してくる場合があります。

 

親御さま・ご親族の衣裳代

モーニングや留袖、振袖、訪問着等レンタルをされる場合に発生してきます。

 

インナー類

直接お肌に付けられるものは、基本的にはご購入をしていただくケースが一般的です。衣裳屋さんで取り扱っているものをご購入し、フィッティングの際に付けてサイズ合わせをされていたら安心ですが、特にビスチェタイプの衣裳をレンタルされるお客様にかんしては、インナーが見えてこないようなものを選ぶ際にご注意頂くと良いと思います。

 

5.美容代

 

新婦お支度代

結婚式当日の花嫁のヘアメイクや着付けの料金です。着数によって変わってきます。披露宴会場の中にも一緒についていってアテンドしてくださる方もいれば、お支度を行い控え室より外の動きは会場スタッフにお願いする方とそれぞれいらっしゃいます。

 

リハーサルメイク

約1ヶ月前後に事前に担当のヘアメイクさんにご希望のスタイルをヒアリングして頂きながら、本番さながらにヘアメイクを作り上げて頂く時間のことです。リハーサルメイクを行っておくと良い事は、自分がどんな花嫁姿になるのかイメージできて安心できる事や、ヘアメイクさんにとってもイメージやお顔の特徴や不安ごとを直接伺って把握しておく事により、当日のお支度がとてもスムーズになってくる事です。追加料金にはなりますが、9割の方がリハーサルメイクは行っています。

 

新郎お支度代

タキシードのお着替えのサポートだけでなく、オプションでヘアセットやナチュラルメイクを行ってくださる方もいらっしゃいます。

 

ご親族のヘアセットやお着付け代

ご親族の皆さんには私服で会場にお越しいただき、控え室にてヘアセットやお着付けをこちらで行う際に発生してくる料金です。

 

6.装花・コーディネート代

会場装花代(メインテーブルやゲストテーブル・挙式会場・エントランス・受付など)

事前にフローリストやコーディネーターとお打ち合わせをし、イメージに合わせて用意していく料金。実際に装花を手掛けていく際に、市場に早朝から仕入れに行き、お花の種類によっては温度調整をしながら当日に向けて一番キレイに咲くように管理をし、アレンジメントとして仕上げていく事が作業となります。コーディネートと言うと一見見た目の華やかさだけで判断しがちですが、実は一番見えづらい下準備のもと当日を迎えているのが会場装花かもしれません。

 

ブーケ代

ブーケこそ花嫁が仕上がって手にもった瞬間が一番キレイであるように、お花の咲き方やボリューム調整などフローリストのスキルやセンスが分かりやすく見えるアイテム代ですね。暑さが心配される日の結婚式では、出来上がった瞬間の可愛いやキレイだけのアレンジセンスの判断ではなく、あまり弱いお花を使わないようにするなど、ブライダルのブーケとは水につけていない状態で使われる特殊なアイテムだからこそ、フローリストの経験やリスクヘッジを踏まえたアレンジ力がポイントです。

 

テーブルクロス・ナフキン・ショープレート代

コーディネートにこだわりが強い方は、統一感を演出する為に会場にあるものを無理やり使うのではなく別で一つ一つレンタルをされる方もいらっしゃいます。ここまでこだわっていくとお席についた瞬間のゲストは、きっとおふたりからの丁寧なおもてなしの気持ちがすぐに伝わってくると思います。

 

演出アイテム代(ブーケ・ブートニアの儀式のお花など)

セッティングする為のお花代だけでなく、挙式や披露宴で使われるアイテムの一つとしてご注文される際に必要となってきます。

 

7.撮影関係

スナップ写真撮影

結婚式当日の新郎新婦やゲストを一人のカメラマンがずっと追っかけていき、その撮影されたデータを納品してくださります。撮影の拘束時間としては、お支度が整った様子・受付・挙式・披露宴という方もいらっしゃいますし、中にはおふたりが会場に入る瞬間から撮影をスタートされていく方もいらっしゃいます。

あとは当日の撮影だけでなく、事前にお打ち合わせをしてくださったり、撮影後のデータ一つ一つ丁寧にレタッチをしてお客様に納品してくださる方もいらっしゃるのが、カメラマンのスタイルや会場との契約内容によって異なってきます。

 

アルバム代

ページ数や品質やレイアウトの校正料によって料金パターンがあります。

 

記録映像・ダイジェストムービー代

スナップ撮影同様、ビデオカメラマンが結婚式の様子をずっと追っかけて、ご依頼内容に合わせて編集を行っていきます。

 

8.演出・ギフト関係

プログラムの中で行う演出

例えば映像演出でいいますと、エンドロールやオープニングビデオ。お色直し入場の例で分かりやすいものでいいますと、キャンドルサービスや和装演出ですと鏡開きでしたり。

 

引出物

一般的には東海エリアでは、記念品・名披露目・引菓子をつけられるケースが多いですが、中には記念品と引菓子だけにされたり、記念品一つだけをつけられる方もいらっしゃいます。

 

引出物バッグ

引出物を一式入れる袋のことで、式場の場合は会場で用意されているものを使うケースがほとんどですが、最近ではエコバッグをご用意され袋でさえもお客様にギフトの一つとして考えご用意される方もいらっしゃいます。

 

プチギフト

お見送りの時にお配りするアイテムの事です。焼き菓子を配られる方や、日常で使えるような300〜500円くらいの雑貨などをご用意される方が多いです。

 

親御さまへの贈り物

贈呈時では花束を贈る事が一般的だったのが、親御さまの事を思い浮かべながらプレゼントをご用意される方も増えてきています。

 

9.当日運営関係

 

司会者

結婚式の披露宴を中心に会をの進行を行ってくださります。事前打ち合わせ料も含めた料金設定が一般的です。

 

音響オペレーター

会場の音楽を流すオペレーターの事です。。結婚式の中で音楽を流すには著作権が厳しくなってきている関係で、原盤のお持ち込みをお願いするケースが増えてきていますが、会場やオペレーターが曲をたくさん揃えている方もいれば、お客様にお持ち込み頂いたもの以外はフリー楽曲や会場側がスタンダードで使われている音楽を流す場合がございます。料金が低いほど、技術や機材費のクオリティだけでなく楽曲を流す柔軟さも人によって大きく変わってくるのですが、とても見えづらい部分ではあり結婚準備段階ではあまり重要視されづらい部分ではあります。ただ結婚式のシーン作りのキーマンとなるのが、実はこの音響オペレーターの力量で決まってくるのが事実ではあります。

 

運営スタッフ(アシスタント)

結婚式当日はプランナー以外にも、進行サポートや誘導係だったり人手が必要となってきます。結婚式の規模に合わせて、当日サポートで入るスタッフの数や役割も変わってくるかと思います。

 

プロデュース料

私たちフリープランナーが結婚式のプランニングしていく場合は、結婚準備期間から結婚式当日の監修までまるっと専属でまとめていく為お客様に見える形でこのプロデュース料というものをいただいています。

ただし、結婚式場で挙げる場合はこのプロデュース料というものが全く存在しないケースもあり、その分はそれぞれの料金設定の中にコーディネート料や人件費として加算して提示している事が一般的です。

お仕事として大切な1日に向けて何ヶ月もかけて専属でサポートさせて頂くからこそ、そこに対してのサポート料金も必ずかかってくるのです。

 

上記が結婚式場やレストランで挙げる場合に、一般的にお見積もり費用としてかかってくる総費用の内訳となってきます。

これが結婚式場ではない場合ですと、もう少し細かい費用が発生してくるのでウェディングプランナーのアドバイスをもらいながら見積もりを想定されてくるので細かいお話は直接お問い合わせくださいませ。

 

おふたりが何にこだわりたいかによって、クオリティの選定や総予算が大きく変わってくるかと思いますので、プランナーと必要なものを一つ一つ相談しながら決めていきましょうね◎

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