- 2024.04.17
- 2024.06.18
- 家族挙式
- 心誓式
ふたりのための挙式スタイル「心誓式」
最近お客様から言われることが増えた、「結婚式らしい結婚式はやりたくない」というお声。
たくさんのゲストを呼ぶのも大変だし、主役感が自分たちには合わない。
結婚式に列席してきて、同じようなスタイルに憧れを持たない方が増えているように感じます。
それでも、何か結婚の証を感じることをしたい、親に晴れ姿を見せたいという理由で、ご相談していただくことが多いです。
私たちは、結婚式を迷われているお客様に、これまで列席されきてたようなスタイルを勧めたいわけではありません。
ただ、結婚という大きな決断をされたおふたりの未来に、支えとなるような時間の大切さをお伝えしています。
その中で共感をいただいているのが、「心誓式」というオリジナルの挙式スタイル。
お互いの価値観を深く理解し、未来へ向けて一緒に歩んでいける結婚の証。
結婚式をするか迷われている方に、ぜひ最後までご覧いただきたい内容です。
ご紹介内容
1、このような方にお勧め
・今まで参列してきた結婚式に魅力を感じない
・結婚の証を感じたい
・家族へのお披露目を大事にしたい
・ふたりの絆を強くしたい
2、心誓式とは
心誓式とは、自身の心に誓いを立てるスタイルのこと。
教会式は牧師さん、人前式はゲスト、神前式は神社など、挙式を行う条件が決まっています。
一方、心誓式は場所と参加者に決まりはありません。
誰かに承認してもらうのではなく、自分自身が感じてきた気持ちをお手紙に綴るように言葉を考えていきます。
例えば、
・お付き合いしたいと思った気持ち
・なぜ結婚したいと思ったのか
・どんな未来を描いていきたいか
・描きたい未来のために何を大事にしたいか
などを新郎新婦それぞれと一緒にまとめていきます。
この誓いの中には、
・一人でも生きていける中、なぜあなたを選んだのか
・あなたの前ではこんな自分でいられる、こんな自分になれた
・あなたが自分に与えてくれているもの
・相手に向けたメッセージ
自身の心と向き合うことは、相手へ想いを伝えることにもつながるのです。
初めは少し難しいと思われるかもしれませんが、打ち合わせの中で人生を振り返るヒアリングがあるので、そこからキーワードをご提案することもあります。
コロナ禍では、ふたりだけで誓いの場を創った方や、海や山など自然の中で行うこともありました。
家族に見守られる中で、誓いを立てる方もいました。
本当にこの場所にいてほしい方だけを招いて、ふたりのこれまでとこれからを知ってもらう機会にもなります。
3、心誓式の特徴
①自分の心と相手に誓う
一番の特徴は、新郎新婦が向き合って誓いの言葉を伝え合います。
相手にこれまでと今、未来を思い描いた手紙を贈るようなスタイル。
誰かのためではなく、これからを共にする自分たちに贈るための言葉。
参列者の方には誓いを見届けていただき、最後には参列された証の残し方にご協力いただきます。
きっと、結婚の実感がわき、この日を迎えるまでに振り返ってきた思い出も大切な宝物になっています。
②過去を振り返り、今を想い、未来を描く
言葉の組み立て方は、おふたりにお任せではなく一緒に考えて仕上げていきます。
きっとこれまでこのように考えたことがない方がほとんどだと思うので、一緒に寄り添い伝えたい気持ちをまとめます。
自分がどのように相手のことを想っていたのか、出会いから今に到るまでの道のりを振り返り、未来を想像する。
定型文を読むのではなく、自分の気持ちを綴った世界でたったひとつの言葉です。
③10年後を見据えたvow note
おそらく多くの方は、誓いの言葉を書く結婚証明書が結婚式後は引き出しの奥にしまわれることでしょう。
そこで、想いが詰まった証明書を毎年見る機会が訪れるように、「vow note」という証明書を作りました。
vow noteには10年分、毎年思い出を書き込める仕様になっています。
その年の旅行の思い出、家族が増えたり、新居を建てたり、様々な思い出が増えていくもの。
家族の始まりに誓った言葉に毎年触れる機会があったらいいな。そんな気持ちで作りました。
そして、10年も経つと価値観やライフスタイルが変わっているかもしれません。
そのときには、「vow renewal=誓いの更新」を行えるように。
家族として、夫・妻としてこの先大事にしていきたいことを改めて考えられるよう、ページの最後には誓いの更新の工夫も。
決められたフォーマットではなく、ふたりだからこその言葉はいつまでも心に残り続けると信じています。
4、プライス
心誓式プロデュース料 110,000円(税込)~
衣装、メイク、写真、動画、施設使用料などは別途必要です。
お問い合わせ後に、結婚式や心誓式に対してのヒアリングをさせていただきます。
その上で、おふたりの想いを叶える内容と場所のご提案、お見積もり作成へ移ります。
まずは気軽にご相談いただけると幸いです。
5、まとめ
ひとりでも生きていける中で、なぜ一緒に生きていくことを選んだのか。
その理由、背景は夫婦の数だけあります。
だからこそ、フォーマットにはまったスタイルに違和感を感じたり、誰のための結婚式なのか疑問を感じることもあるのかもしれません。
夫婦の価値観はそれぞれ。
これまで大事にしていきたことや、出会ってから変わったこと。
描いていきたい未来や、理想の家族像。
改めて考える機会がなければ、そのまま過ごすこともできます。
ただ、私たちは一緒に過去を振り返り、未来を思い描く伴走を一緒に行っているからこそ、おふたりの変化を身近で感じてきました。
「考え始めは大変だったけど、自分と向き合えてよかった」
よく新郎さんから言われる言葉。
「改めて相手のこと、なぜ結婚するのかを深く考えました」
新婦さんからもこのような言葉をよく聞きます。
夫婦共通の経験は、いつまでもふたりの支えとなります。
お互いに、心と向き合い相手を想って綴った言葉は宝物です。
まだ結婚式をするか迷われている方、何か結婚の証を残したいと想っている方は気軽にご相談ください。
それぞれのおふたりに合わせた心誓式が、いつまでもおふたりの糧となるようお手伝いさせていただきます。