ガーデン挙式という選択肢!知っておきたい挙式の意味とは

みなさんはガーデン挙式に列席されたことはありますか?

文字通り、ガーデンや屋外で行う挙式のことです。

ガーデン挙式以外には、野外ウェディングやアウトドアウェディングと呼ばれることも。

チャペルとは違い、開放感やリゾート感を肌で感じる挙式を創ることができます。

まだ列席されたことがない方へ、ガーデン挙式の魅力をお伝えいたします。

 

1、ガーデン挙式とは

まずは、ガーデン挙式とはどのような場所で挙げることができるのでしょうか。

結論的に、外の空間があればどこでもガーデン挙式を行うことは可能です。

とはいえ、周りの雰囲気も思い出の一部になるので、装飾やロケーションも大事にされたい方が多いと思います。

どのように作り込めばいいのかは、ウェディングプランナーやフローリストに相談すればおふたりの理想を叶えるコーディネートが実現されるでしょう。

それよりも、もっと大事なことは挙式本来の意味を理解して行えるではないでしょうか。

 

◆どのような方にオススメ

みなさんはガーデン挙式と聞くとどのようなイメージがありますか?

・青空のもとで気持ち良さそう

・開放感があってアットホームな雰囲気

・自然に囲まれて素敵

というようなプラスのイメージもあれば、

・創るのが大変そう

・変わったことがしたい人が挙げるもの

・天気が心配

というようなマイナスのイメージもあると思います。

 

もちろん、すべての方にガーデン挙式をオススメするわけではありませんがこのような方にはチャペルよりも思い出に残る挙式が挙げられると思います。

・おふたりの思い出の場所がある

・アウトドアが好き

・結婚式場のガーデンに魅力を感じている

別に人と違ったことや、変わったことをしたいからガーデン挙式を選ぶというわけではないのです。

 

2、ガーデン挙式もチャペル挙式も想いは一緒

ガーデンを使う挙式と、チャペルを使う挙式では何が違うのかと考えると、大事にしたい想いは一緒ということに気がつきます。

ただ、それを表現する場所が違うというだけなのです。

 

バージンロードの意味

例えば、入場時に歩くバージンロード。

このシーンに憧れを抱く新婦もいるのではないでしょうか。

そもそも、このバージンロードの意味を知っていますか?

 

バージンロードとは、生まれてから今日までの時間を表す道とされます。

歩き始める前の立ち位置が、お母さんのお腹の中にいる時間。

一歩踏み出す瞬間が、この世に光を浴びて生まれてきた瞬間を表します。

そこから、一歩一歩踏み出していくのが、一年一年人生を歩んでいくということ。

このバージンロードは、これまでの人生の中でお世話になった人、感謝を伝えたい人と歩きます。

その考えをしっかり持っていれば、自分の人生においてこの道を歩くのに相応しい相手は誰だろうと考えられますよね。

その歩く道が、チャペルなのかガーデンに作られた道なのかの違いです。

 

 

おふたりからの誓いとゲストの賛同

挙式の中で大事なことは、おふたりからの誓いをたてて、参列していただいているゲストに賛同していただくということ。

おふたりからの誓いの立て方も様々あります。

・新郎から新婦へ、新婦から新郎へ、お互いにこれからの人生に向けて

・ゲストに向けて

・自分と相手の親に向けて

誰にどのような誓いを立てるのかが大事なのです。

また、その誓いに対して賛同していただくということももちろん大事なことです。

「誓い=約束」

人は約束したことを、ついつい忘れてしまったりすることがあります。

そんな時には、挙式での賛同の瞬間を思い出していただきたいです。

おふたりだけで挙式を挙げるのではなく、大切なゲストの方にも参加していただいているのであれば、そのゲストはおふたりの人生における応援団です。

苦しいことや大変なことに直面した時には、この日に集まっていただいたゲストのことを思い出せるように。

そう考えると、誰でも当てはまるフォーマットの誓いと賛同の言葉を用意するのではなく、おふたりだからこその言葉で伝えることが重要ですね。

 

3、ガーデン挙式の入場で伝えたい想い

続いては、ガーデン挙式の入場にスポットを当てて実際の様子も見ていきたいと思います。

挙式のイメージといえば、新婦はお父様と入場するシーンでしょうか。

バージンロードの意味を考えても、生まれてから今日までの一番近くで支えてくれた家族と歩くという発想はごく自然なことですよね。

ただし、バージンロードはお父様と歩くもの。そう思って歩くのか、大事な時間を過ごしてきたお父様と歩きたいと思って歩くのかでは感じる気持ちも変わってきます。

誰とどのように歩くのが自分らしいのか考えてみましょう。

 

新郎からお母様に伝える想い

一般的な挙式の入場シーンでは、まず新郎が一人で登場して前まで歩いた後に、新婦がお父様と登場して新郎にバトンタッチされるというもの。

もちろん、この入場でも想いを持って行えば新郎新婦にとってもお父様にとっても素敵な思い出になります。

ただ、歩いていいのはお父様だけではないということも知っていただきたいと思います。

 

例えば、新郎も一人で歩くのではなくお母様と歩くのはいかがでしょうか。

バージンロードを歩き始める前は、お母様のお腹にいる時間ということ。

すべての人は、母から生まれてきます。

だからこそ、一緒に歩くのは大切に愛情を注いで育ててくれたお母様を選んでみませんか。

新郎の場合は、お母様と手を繋いで入場するのがオススメです。

なぜかというと、手と手を繋ぐことで成長の証も伝えられて感じることができるからです。

小さい頃に手を繋いで歩いた記憶があっても、お母様の手がどれくらい大きかったと覚えている方は少ないのではないでしょうか。

しかし、お母様であれば息子の手があんなに小さかったことを必ず覚えています。

何十年ぶりに母と手を繋ぐ瞬間に、お母様は息子の成長を感じることでしょう。

それだけでも、お母さん孝行になると思いませんか。

事前に、なぜ今回の挙式では新郎のエスコートをお母様にお願いしたのか。

これをしっかり伝えることも忘れてはいけません。

新郎新婦だけがバージンロードの意味を知っているだけではなく、歩く相手にもその意味を知ってもらい、人生を振り返る時にあなたの存在が大きかったことを知っていただきましょう。

 

新婦が両親に伝える想い

新郎が入場した後には新婦の登場です。

今まで見てきた挙式ではお父様と二人で入場だったかもしれませんが、両親と入場するのはいかがでしょうか?

先ほどの新郎入場同様に、新婦の手を繋ぐお父様とお母様にも娘の成長を感じていただくことができます。

また、新郎の入場では一歩一歩立ち止まらずに進んでいきますが、新婦の入場ではウェディングステップで歩いていきます。

ウェディングステップとは、一歩一歩立ち止まり進んでいく歩き方のこと。

右足を出して左足を揃える。次は、左足を出して右足を揃える。

この歩き方が大事というよりは、一歩一歩を嫁いでいく娘との思い出を振り返り噛み締めながら歩くということが大事なのです。

両親と入場した場合には、父と母から新郎へバトンタッチをする歩き方もあれば、最後まで歩かずに送り出すという歩き方もあります。

これは、娘が独り立ちしていく姿を見送るという意味で行われます。

大人になっていく娘の後ろ姿を応援してもらいながら見守っていただくというものです。

少し寂しさも感じるかもしれませんが、立派に大人に成長した新婦の姿を一番近くで見てもらえます。

この入場でも大事なのは、なぜこのような歩き方をするのかを両親にも伝えるということ。

そして、ゲストにも共有することでより一体感が生まれる入場シーンになります。

 

新しい家族が生まれる挙式ですが、いつまで経っても親子の関係に変わりはありません。

親が子へ託す想いでこのような考えがあります。

「同性の子どもには夢を託し、異性の子どもには愛情を注ぐ」

これは、

父から息子へ、母から娘には、こうなってほしいという夢を託す。

父から娘へ、母から息子へは、無限大の愛情を注ぐ。

そう言われています。

だからこそ、親御様に向けて今までの感謝の気持ちを伝える方法としてバージンロードを一緒に歩くという選択肢をしてみませんか。

新しい思い出がこの先もずっと色褪せない思い出になっていきます。

 

4、一体感を感じる退場シーンを創るために

挙式の入場は、これまでの人生を振り返りお世話になった方と歩く道。

一方、退場はこれからの人生を新郎新婦で歩んでいくという意味があります。

この退場にも、これからの新生活に繋がる歩き方を考えてみませんか。

 

ゲスト全員で作る花道

ガーデン挙式の場合、バージンロードの幅も長さもその広さによって変えることができます。

挙式の中で、誓いを立ててゲストに賛同していただいた後の退場だからこそ、ゲストの気持ちも受けながら歩くのはいかがでしょうか。

例えば、バージンロード全体をまさに「花道」として作り上げて退場した挙式を紹介します。

こちらの退場では、

ゲストの賛同の気持ちをおふたりにもしっかり感じてほしい。

新婦が大好きな花に囲まれて挙式の景色を一生の思い出にしてほしい。

このような想いから提案して生まれたものです。

退場時に、ゲストには花のアーチが配られました。

このアーチを新郎側、新婦側のゲストに持っていただき、おふたりの花道として完成させたのです。

アーチの花道を歩きながら、新郎新婦は来ていただいたゲストとの一体感を感じていました。

ガーデンならではの開放感と花を活かした思い出に残る退場シーンになりました。

 

みんな同じ挙式ではなく、それぞれの新郎新婦だからこそ生まれる時間にできるかが重要です。

これからの夫婦生活で、ずっと支えとなる思い出となる挙式にしましょう。

 

5、その他の演出

ガーデンだからこそ室内で行うよりも魅力的に感じる演出をご紹介いたします。

 

ゲストの想いも込められた植樹式

屋外の雰囲気を感じれる場所だからこそ、自然と植物が映えます。

そこで、これからのおふたりにエールを込めてゲストと完成させる植樹式。

挙式前の時間を利用して、ゲストにも少しずつ鉢植えの苗に土を入れていただきます。

そして、挙式の中では立会人と言われるゲストの代表者にも土を入れていただき、最後におふたりが入れて完成させるという演出です。

おふたりの愛情をこれからも大きく育てていくという意味も込めて、このようにおふたりだけでなくゲストと完成させることに意味がある演出です。

 

◆直接指輪を手にとってもらってのリングリレー

一般的には、リボンに指輪を通して後ろから前へ指輪を運んでくるリングリレーという演出。

こちらは、リボンを使わずにゲストの手から手へと受け渡していくこともできます。

チャペル内でリングリレーを行う際には厳かな雰囲気のため、ゆっくり指輪を見ることができなかったり、照明の雰囲気が暗いこともあります。

屋外で行う挙式では明るく、ゲストとも和やかな雰囲気を創ることができるので、おふたりの誓いの証である指輪もしっかり見ていただけるのです。

こうすることで、ゲストも挙式に参加している気持ちが伝わり、賛同の際には大きな祝福としておふたりに届けられます。

 

お子様の出番も作りやすい

登場するだけで、一気にその場が和み温かい空気に包まれるお子様。

挙式でお子様に登場してもらえるシーンは様々です。

・入場時のフラッグボーイ&ガール

・フラワーボーイ&ガール

・トレーンベアラー

・リングボーイ&ガール

などなど、おふたりの挙式に相応しい場面で登場していただくことができます。

しかし、お子様のご機嫌はその時にならないと分からないもの。

いざ登場という時に、泣いてしまったり固まってしまうお子様も多いのです。

チャペル特有のピリっとした雰囲気に緊張してしまいますよね。

その点、屋外であれば直前まで走り回ってしまっても大丈夫。

閉め切られた空間であれば、少し声を上げるだけでも気になってしまいますが、屋外であれば影響は少ないです。

せっかくの機会なので、お子様の緊張も和らげてあげれるといいですね。

 

このように、ガーデンや屋外ならではの挙式演出でおふたりにとっても、ゲストにとってもより印象深い挙式にすることができるのです。

 

6、まとめ

まだ列席されたことがない方にも、ガーデン挙式の魅力について知っていただけましたでしょうか。

それぞれの新郎新婦によって、大事にしたい想いは様々です。

だからこそ、その想いを表現するために相応しい場所も様々なのです。

ガーデン挙式で心配される天気についても、事前に雨天時の対応をしっかり考えられていれば安心して当日を迎えられます。

場所がどこであっても、入場する際の意味や、誓いと賛同の想いをしっかり持っていれば必ずこの先の人生の糧となる時間となる挙式が創れます。

みなさんにとって、ガーデン挙式が選択肢の一つになれば幸いです。

 

 

私たちWEDDING LAPPLEはフリーウェディングプランナーのチームです。

結婚式への想いを伺い、おふたりに相応しい場所から相談していきます。

Mail:info@wedding-lapple.com

もしくはお問い合わせページより、お気軽にご相談くださいね。

愛知県岡崎市の乙川で初めて叶えたアウトドアウェディング

先日、初めて愛知県岡崎市にある乙川の河川敷にて初のアウトドアウェディングを行いました*

岡崎市で堂々とアウトドアウェディングができる場所も実はそんなに多くなく、この乙川は岡崎の花火大会や桜祭りで観光の方が大勢集まるシンボリックスペースとなります。

なぜ乙川でウェディングパーティーをご希望されたかと言いますと、数年前に「私はこの慣れ親しんだ景色を背景に結婚式を挙げるんだ」と密かに想いを寄せていた新婦さまの気持ちと、街づくりをされている方たちとのネットワークが強く、自分たちにとって大切で信頼できるプロ達に囲まれて自由に穏やかなパーティーにしたいという想いがあったおふたりだったからです。

 

大切な方達と共に叶えるアウトドアウェディング。結婚式に特化しているメンバーは、私達Wedding Lappleだけだったこのウェディングパーティーを、セルフプロデュースとして実際にどのように創り上げてきたかをご紹介させて頂きたいと思います。

 

1.公共施設を使用させて頂くには

この乙川の河川敷は公共施設の中でも全国的に珍しく、多くの方に使って頂きたいと考えている場所となります。もともと市民の方に向けて、乙川のスペースを使った様々なイベントを積極的に取り行っていまして、今回はその中の一つの使い方としてウェディングというお祝いの場所として私達は使わせて頂きました。

公共施設を使用する場合は、まずこの申請段階でNGが出てしまう場合もあり、なかなか多くの方に認知されているシンボリックなスペースでは実現する事が困難だったりするケースも珍しくはありません。

この場所は乙川管理人の方が市に対して日々アプローチをかけて下さっているおかげで、少しの申請の手間だけで会場として使わせて頂く事ができたのは、新郎新婦や私たちウェディングプランナーにとってとても心強く有り難い事だと感じております。

 

2.アウトドアウェディングの魅力とは

そんな乙川でウェディングパーティーを行いたいと決まっていた新郎新婦さま。

そもそもアウトドアウェディングを行いたいと考えているお客様は、結婚式に対してどんな想いを寄せている場合があるのか、私なりに考えてみました。

・かしこまった雰囲気ではなく、気軽にご出席して頂ける結婚式にしたい

・想入れのある場所が決まっている

・開放感のあるのんびりと時間が流れる結婚式にしたい

・決まりきった人や物で創りあげるのではなく、自分たちの価値観で一つ一つセレクトしていきたい

・人との繋がりが広く、多くの方に結婚のご報告をアットホームに行いたい

・フェスのような雰囲気が好き

・子どもが窮屈しない時間を提供したい

上記のような内容が思い浮かんできます。

このようにアウトドアウェディングを描くお客様は、一般的な形式ばった結婚式ではなく、のんびりと食事と会話を楽しんで頂きながら「お集まり頂いた皆さまに感謝の気持ちを伝えたい」というお客様が多いのではないでしょうか。

 

3.アウトドアウェディングの注意点

開放感があって、自由に、ゲストとの会話を楽しむ事ができるウェディング。

メリットが多いようにみえるアウトドアウェディングですが、少しの覚悟も必要です。

 

①天候に左右されてくる

どうしても1週間前の天気予報を見るまでは、晴れを願いながらもドキドキしながら準備をしていくのがアウトドアウェディング。「絶対に晴れる」と念じながらも、雨が降ってしまう可能性も0ではありません。

その為、基本的には最低2プランは並行して考えていく必要があるのが、アウトドアウェディングを行ううえで大切な事となってきます。1週間前に天気予報が雨でも、3日前には晴れになる可能性もありますし、逆の場合もあります。どちらになっても慌てずに本番を創り上げていくには、どうしても雨天バージョンのプラン作りも必須となります。

雨天バージョンのプランを立てていく場合、基本的には晴れでも雨でも同じチーム編成で、大幅に内容を変えなくても大丈夫なように考えていきたいと思っています。但し、どうしても大きな課題となるのが会場費です。

アウトドアウェディングを行うスペースの中に、パーティーが行えるようなスペースがある場所でしたら大きな問題もありませんが、何もない場所の場合は開催地を変更するといった選択肢も必要となってきます。更には、もう一つの会場を抑えるのにも会場費がかかってきてしまう可能性もあるので、予算的な問題も浮かんできます。

その場所を選択する場合、その辺りも視野に入れつつ、何を最優先に考えていくのかよくおふたりで話し合って決定していきましょう◎

②テントを立てるかどうか

広い芝生広場で行う場合は、大きなテントを立てて装飾をして行うのが良いかと思います。

ただし、その広場自体が手入れをされているガーデンだったり、テントを立てることで逆に閉鎖的な雰囲気になってしまいそうな場合は、飲食関係と受付以外のスペースはテントを立てずに開催する場合もあります。(パラソルを立てたり、一部日よけとして小さめのテントを立てる場合もあります)

全くテントを立てないケースは小雨であったとしても開催が難しくなるので、とにかく祈りながらも、不安定な天気でしたら覚悟を決めて室内に切り替えるメンタルは必要となってきます。

今回はあの有名なアウトドアブランドスノーピークビジネスソリューションズが母体となる会社にお勤めの新郎さまだったので、大型テントの設置ではなくブランド商品の一部となる素敵なタープ等を、日よけと空間コーディネートの一つとして設置をさせて頂きました。

 

③トイレや電源はどのような状態なのか

通常イベントを行ったりするするスペースでしたら、電源関係は整っている場合がありますが、場所によっては発電機を持ち込んで行う場合もあります。電源関係が整っている場合でも、きちんと電力の計算を行って、電気が飛ばないような環境を整えておきましょう。

又、トイレ環境もとても大切なポイントです。敷地内にはあるけど、すごく遠いといった場合は仮設トイレの設置も選択肢の一つとして視野にいれる必要があります。

今回のスペースは電源はあるのですが、トイレは仮設トイレを設置し、手洗い場もしっかりとご設置させて頂きました。

以上3つの点に関しては、結婚式を行う上で最低限検討しておく必要がある大切なポイントとなります。そういった条件も想定しながらも、それ以上に想いが強い方こそ、アウトドアウェディングを行うのに相応しいおふたりなんだと感じています。

だからこそ、もちろん私たちプランナーは晴天バージョンをイメージしつつ、万が一の雨天時であったとしてもおふたりの大切な思い出となるように、プロとして冷静にどんな状況でも素晴らしい門出の日を想像してサポートをさせて頂いています。

 

4.このウェディングパーティーのコンセプト

今回はセルフプロデュースウェディングという事で、巻き込む方達の目的意識を同じ方向に向けるようにとおふたり自身にコンセプトを考えて、チームメイトに一番はじめに発表して頂きました。

そのコンセプトがこちらです。

 

 

 

岡崎で、

欲しい暮らしを、

仲間とつくる。

 

 

 

欲しい暮らしは、自分でつくる。

これは夫婦の間にある共通した価値観です。

 

それを教えてくれたのは、

岡崎にいる多くのお世話になっている方々でした。

 

新たに夫婦となった今、

日々、関わるみなさんと、

この岡崎市で、楽しいものを一緒につくっていきたい。

自分たちの暮らしを自分たちで豊かにしたい。

そして、それを知らない人に知ってもらいたい。

そんな思いを込めてコンセプトを考えました。

 

岡崎市のシンボルだと思っている乙川で、

岡崎市で素敵な思いを持っている方々と共に、

日々の感謝と、これからもよろしくの思いを

伝える機会にしていきたい。

何よりも、みんなで街を楽しみましょう。

 

5.どのように準備を進めていったのか

今回のおふたりはとにかく関わってほしい方が決まっていて、セルフプロデュースウェディングといったスタイルとしてサポートさせて頂きました。(セルフプロデュースウェディングについてはこちらの記事でもご紹介させて頂いています。)

 

この結婚式の準備期間は何と約3ヶ月。手配も急ピッチに進めていく事になりとってもハードスケジュールではありましたが、心優しい協力者の方々のおかげで何とか無事に当日を迎える事ができました。

 

そんな当日のパーティー開始までの様子はこんな感じです。

 

まず、一番早く会場入りしたメンバーはAM5:00から設営がスタートしていきました。

今回はこちらのスペースで行う準備から撤収までを全て当日で完結させていく事が条件だった為、それまでの仕込みを各セクションごとに入念に行い、集中して一気に行うスケジュールでした。

(皆さんの事前仕込みのおかげで、タイトなスケジュールの設営時間も無事にセットアップまで間に合わせる事ができました…!)

今回はWedding Lappleが普段お付き合いしているクリエイターは誰もいなく、全ておふたりが手配したクリエイター達と手を取り合って創り上げていく新郎新婦主体で動いていくウェディング。

なのでいくつものメッセンジャーグループを作って新郎新婦を主体に事前にやり取りを行い、おふたりが描いているイメージを随時シェアし、クリエイターから提案を頂きながらみんなのアイデアが詰まった現場創りをしていきました。

 

こちらは3メートルの三角アーチを木枠から組んでいる様子。

 

こちらは乙川の管理人の岩ヶ谷さんが、額田丸太を何十個も並べてくださっている様子。

 

Weddng Lapple進行管理チーム。今回は大規模なアウトドアウェディングという事で、アシスタントを増やして事前に打ち合わせやチームミーティングを行い、連携プレイで進行をリードしていきました。

一番大人数で設営したのはテントチーム。

多くの方の力が合わさり、だんだん形になっていきます。

せっかくなのでsnow peakのテントの空間をより楽しんで頂けるようにと、大好きなこの乙川で事前に入籍撮影を行った時のお写真をギャラリーとして展示したり。

多くの食材を夜遅くまで仕込みをしてくださった88ケータリング。料理を多くの方に少しでもスムーズに楽しんで頂けるようにと、入念にサービス面でも打ち合わせを重ねていきます。

司会はふたりの事をよく理解しているおふたりに。台本作りに何度も修正依頼をかけても、素敵なウェディングにしたいとたくさん向き合ってくださった素敵なこの日限りの名コンビ。

スタッフは総勢約50名くらいが集まって創り上げた空間。

ウェディングに携わった事がない方達が大半でしたが、ふたりを祝う気持ちがどんどん形になっていきました。

 

ちなみに、主役となったおふたりのコーディネートはこんな感じです。

ウェディングドレスはご友人が手作りされた、世界でたった一つのオーダーメイドドレス。

足元をお揃いにし、さり気なく夫婦の仲の良さをコーディネートでも表現されていました◎

 

5.当日はどのような進行だったのか

そんな大人数で創り上げた場所で、どんなウェディングを行ったのか。

 

まず新郎新婦の入場は、乙川のシンボル舟となる城下舟での入場。

新婦が乙川で挙げるウェディングでは、岡崎市民らしく絶対にこの入場を行う事だけははじめから決まっていたそうで、

入場して大勢のゲストの顔を見た瞬間、もう涙をしていました…!(みんな笑ってるのですが、実は私も陰でもらい泣きしてました(涙))

「ウェディングドレスを着て、岡崎のシンボルとなる城下舟乗って大切な方にお披露目をしたい」

そんな新婦さまの夢を叶えてくださった方が、ツツイエンターテイメントの白井さんです。(写真の下に小さく写ってみえる方です)

 

そしてお集まり頂いたゲストの皆さんと乾杯を行った後は、自由に乙川の景色を楽しみにながら食事を楽しんで頂いたり。

 

 

お写真をゆっくり撮影したり。

 

ケーキ入刀ならぬ

丸太に入刀といった夫婦の共同作業。

 

当然ですが、結構大変なので、ゲストにも参加していただきましたが、下まできるのは難しいというオチです(笑)

ギャラリーも皆さん自由にご覧になってくださり、「ただ楽しむ」だけでなく「ふたりがこの日を迎えた軌跡」を体感して頂けたこの空間も素敵な演出となりました。

 

多くの方にお祝いの言葉を頂き、クライマックスは感謝の気持ちと誓いの言葉を。

 

ふたりの幸せと、これからもみんなでこの街で楽しみましょうの想いを込めて、みんなで120個のバルーンリリースを。

 

大切な方たちに囲まれ、祝われる幸せ。

祝われる事で、その人たちの事をもっと大切にしたいと思うし、もっと大好きになる。

そんな夫婦として生きている今が誇りとなる。

最近の結婚式は、自分達があまり主役っぽくなりたくないとおっしゃる方がとても増えてきました。

「ゲストが主役」というフレーズが広がってくるくらい、結婚式の在り方に違和感を感じるのは時代の流れの事実なのかもしれません。

 

でも結婚式の主役は、新郎新婦なのです。

ただし、新郎新婦が主役ではありながらも、ゲスト一人一人を尊重し感謝の気持ちと未来への決意を、お招きする方達の目線にたって考えぬいていく事。

主役だからといって、ふたりの存在が特別高いところにいるのではなく、特別な衣裳を着て過ごす理由としては普段は伝えられない気持ちを伝える「覚悟」の証であるという事。

そんな想いをもって、ゲストがこの場所に足を運んで下さった「意味」と「おふたりとの関わりの介在価値」を感じとって頂けたらいいなと思って、おふたりと二人三脚となって毎回プランを考えていきます。

 

今回のおふたりもやりたい事や叶えたい事はあっても、最終的には

「ゲストに伝えたい事、感じてほしい世界はなんなのか」

「ゲストにとってそれは意味があるか」

いつもその原点に立ち返りながら、企画を進められていました。

そして何とその考えは共に創り上げる、街の仲間の皆さんも自然と同じ思考であったのです。

だからこそ、ふたりを祝う「場づくり」とふたりが伝える「場づくり」がうまく連鎖反応が起こるような、温かい素敵な時間になったのだと感じています。

 

7.この場所で実現させた価値とは

実はパーティーの中でふたりがマイクを通してウェルカムスピーチを行った瞬間、橋の上を歩く街の方々が「おめでとう〜」と祝福の声をかけてくださったのです。

街の公共施設を使って行うという事は、当然貸切ウェディングではありません。ただ貸切では起こらない祝いの奇跡が起こるのが、こういったスペースで行う価値の一つでもあるのだと改めて私自身が体感できました。

 

おふたりは神前式と親族中心の結婚式を別日に行っていた為、ここではご友人や会社関係の方がメインのパーティーとなりました。そんな中でもこのウェディングの様子が気になって、車椅子でも足を運んで下さったおばあちゃんもいました。体験した事のないウェディングですが、自然体で楽しく過ごしてくださりました。

 

小さなお子さまも、おめかしして参加してくれました。お子さまも自由に楽しく過ごせるのが、開放感のあるアウトドアウェディングの大きな魅力だと思います。

 

 

新郎新婦が入場で乗った城下舟。せっかくなのでと、急遽ゲストの為にとパーティー中に運行してくださり、更にアトラクションが増えて街での過ごし方をゲストの方が体感できる時間となりました。

 

どんな結婚式でもそうですが、建物が結婚式をつくるのではなく、リアルタイムな時間の中で「人」が創り上げるものだと言われています。

でもどんな場所で結婚式を挙げるかも、もちろん物凄く大切です。

今回のウェディングでは結婚式を普段は創らない人達だからこその、独創的な「発想」や「おもてなし」の気持ちがたっぷり込められた、多くの方達の想いの化学反応が起こった温かい時間となりました。

今回の主役はおふたりであり、おふたりが選んだ方達と創り上げた世界でたった一つのチームで創り上げたウェディング。

 

関わって下さった岡崎の街づくりの方達への敬意と、結婚式の一つの可能性をもっと多くの方に知ってもらいたいという想いの新郎新婦の気持ちを代弁して、この乙川でのウェディングとアウトドアウェディングについて綴らせていただきました。

 

乙川の管理人の方々も、またこの乙川で夫婦の門出をお祝いできたらいいなとおっしゃってくださっています。

是非、ご興味のある方がみえましたらお気軽にお問い合わせくださいませ…*

 

photo by 奇天烈写真館

 

 

<TEAM MATE>*当日お配りしたパンフレットよりご紹介

会場現場総括/岩ヶ谷充(おとがワ!活用実行委員会)

会場テント用品/スノーピークビジネスソリューションズ

会場クラフト品製作/堀竜二(岡崎製材)

 

城下舟/白井宏幸(ツツイエンターテイメント)

司会/天野裕(おとがワ!活用実行委員会)

司会/上園まりの(リバーシブル)

音響・PA/井上徹(サイクルぴっとイノウエ)

DJ/川浦素詳(QuietVillage)

ケータリング・ドリンク/88ケータリング

岡崎地ビール/IzakayaJaNai!(Craig E Morry)

デザート/SAPON(中野佐穂子)

デザート/Rilo cookies&sweets(本松里恵)

写真/奇天烈写真館

映像/村山写真事務所

アウトドアウェディングアドバイザー/近藤みなみ

ドレス製作/ZINO(鈴木路乃)

ヘアメイク/加藤貴章・壁谷こずえ(Musee)

ドライフラワー/coletoclole

薪・丸太提供/奏林舎

フォトメモリーブース製作/鈴木雄介

フォトメモリーブース製作/小瀧美緒

バンド演奏/The GOOD