結婚式の生い立ちスライドがより意味のある演出に!上映前後の時間の使い方について

前回の投稿で、生い立ちスライドを上映するタイミングについてご紹介させて頂きました。

生い立ちスライドという演出や商品単体で考えるのではなく、その演出をどんな場面で流すかによって、作り方の方向性や一工夫が必要だという事が少しでもイメージして頂けていたら嬉しいです。

そして、生い立ちスライドを流すタイミングはもちろん、その前後にどんなシーンや演出を仕掛けられているかで、その映像の価値が更にグンと上がったりするのです。

 

今回ご紹介させて頂く記事では、生い立ちスライドが結婚式の中でも特に大切にしたい演出だと考えるお客様に向けて、上映の前後でどんな進行の流れをつくっていくと、より意味のある映像演出になるのかをご紹介させて頂きたいと思います。

 

家族の席で一緒に映像を見る

もし生い立ちスライドを放映するタイミングが、お手紙を読まれる前など披露宴会場の中で新郎新婦とゲストが一緒にご覧になる場合に、新郎新婦はこの時だけは高砂だったりふたりが並んでご覧になるのではなく、あえて新郎新婦はそれぞれの家族テーブルに混ざって一緒に見る時間をつくっていきます。

懐かしい日々を振り返るからこそ、クスッと笑う声が漏れたり涙をそそったりと、お父様とお母様の間に入ってその時間を近い距離感で過ごす事によって、とても穏やかな空気が家族のテーブルの中でも流れていきます。

そして家族みんなであの頃を振り返るからこそ、お手紙の言葉がより心に沁みてくるはずです。

テーブルインタビューを行う

スライドを上映する前後に、インタビューを挟むのもオススメです。

スライド前にインタビューを行う場合は、生い立ちスライドの中でも登場してくるおふたりの人生においてのキーマンとなる方々から懐かしい思い出についてマイクを通して語って頂く事で、スライドが流れた時にきっとリンクしてきますよね。

逆に、スライドをご覧になってからインタビューを行う場合は、お写真を振り返ってみていかがですか?とコメントを振って頂いたら、セレクトした写真がより意味深いものとなって素敵ですね。

 

テーブルインタビューを行う場合に選びきれず8人以上になってしまう場合は、会社の方やご友人の皆さんにスライド上映前にコメントを頂きアットホームな時間を演出し、スライド後にご親族や家族からコメントを頂く際は、家族の温かさが滲み出るような時間となるようなマイクの向け方をして頂くと素敵でしょう。

 

ゲスト全員で一斉のお手紙を朗読

こちらの演出は、ゼクシィさんの記事でもご紹介されているWedding Lappleが提案するオススメのパーソナルな演出の一つです*

席札裏に綴るメッセージってよくある演出ですよね?!「今日は来てくれてありがとう」といったコメントを席札の裏に直筆で書いたものをご用意されるといった結婚式に出られた事がある方もみえるかと思います。

そんな演出の応用編です。

これはお手紙にテーマを掲げ、そのテーマに合わせてゲスト全員に向けて真剣なお手紙を綴るのです。

ちなみに、この写真のお客様の結婚式自体は「Love gatrher here〜愛がここに集まる〜」といったコンセプトを掲げていまして、ゲストそれぞれに直筆で、

「私が歩んできた人生の中で、あなたと過ごしたこんな時間がかけがえのないものでした」

「私にとって、あなたがいてくれたことでこんな日々を乗り越え、今日を迎えることができました」

など、お招きしたゲストへ向けたおふたりからみた存在価値を真剣に綴り、生い立ちスライドをご覧になった流れで、その手紙を会場全体を無音にして一斉に開くといった時間を仕掛けていきました。

 

会場を少し照明を落とし、30秒間だけ無音にする事によって「クスクス」と笑う声も聞こえたり、鼻をすすっている方もいたり、その時間だけ全員が手紙に集中するのです。そして生い立ちスライドが前後に流れる事によって、結婚式当日で久々に会った友人や親戚だったとしても、月日で少し開きかけていた心の距離が、この二つの演出を仕掛けていく事で一気に縮める事ができるのが魅力的です◎

披露宴後に人前式を行う

通常の結婚式で言いますと、挙式→披露宴が一般的かと思います。

ですが、考え方の視野を広げると、先にふたりがゲストへの感謝のおもてなしを伝え、その後に夫婦としての誓いを伝える方がもっとその言葉が本質的に伝わるものになるのではないかと感じています。

 

こちらのお写真のお客様は、家族と沖縄で先に挙式を行われていて、ご親族やご友人をたくさんお招きして披露宴を行いたいという事でした。ゲストが本当に大切だという気持ちが強いおふたり。だからこそおもてなしをじっくり行った後、改めて感謝と未来への誓いを立てたいとの事だったので、生い立ちスライドでゲストと過ごした日々を振り返ってから挙式をスタートしました。

この流れをセットにする事で、どんな人たちに囲まれて生きてきた中で、どんな風にふたりが出会いこれまでを過ごし、この日を迎えたのかがシンプルに伝えられるこそ、会場内で人前式を行う予定のお客様にはオススメです。

 

このように、生い立ちスライドとは、懐かしい日々を一瞬で鮮明に思い出す事ができる、今まで生きてきた人生背景を表現するにはとても素晴らしい演出だと思っています。だからこそ、単発的な演出として流すのではなく、上映前後の時間の使い方を、前回の記事となる上映のタイミングと合わせて是非考えてみてください◎

きっとそうする事で、大きな演出がなかったとしてもその結婚式は本当に意味深いものへと創られていくはずです。