愛知県のフリープランナーが語る|国際結婚で結婚式を検討されている方に向けた進行の創り方について

外国人の彼の元に嫁ぐ事を決めたけど、結婚式は旅立ちに当たって地元で行いたい。

愛知県でも国際結婚を決めた方が年々増加し、実際に結婚式を地元で行われる方も少しずつ増えています。

 

そんな中、結婚式に対する考え方はやはり文化の違いもあり、選択していく中で結婚式についてのイメージも違ってくるのが当然です。だからこそ、結婚式の準備期間とは、互いの文化や価値観の理解を深める事ができる、とても大切な夫婦の準備期間だと感じるのです。

 

ここでは、私達なりに感じる実際に海外と日本の結婚式のスタンダードな進行の在り方や進め方の違いについて、主観も交えながら綴らせて頂きたいと思います。

 

1.日本と欧米の結婚式文化の違い

結婚式場で結婚式を予約したら、ほとんどのものが決まっていてパッケージ化されているのが日本の特徴。衣装・カメラ・ヘアメイク・司会など提携先が基本的には固定されている為、式場さえ決めてしまえば準備自体はとてもスマートにできる仕組みになっています。

ただし提携先が固定されているがゆえに、何か持込をしたいと思って式場に提案すると持込料が多額に発生したり、持込NGの式場もあるのが現実です。(もちろん、柔軟に対応されている式場もたくさんあります!)

 

又、挙式を行う事は同じなのですが、日本では「披露宴」という時間を欧米では「レセプション」と呼ぶ事が多く、全てが整った結婚式場で行うのではなく、レストランなどを貸し切って行う事が多いのです。

今の日本にとっては当たり前のような結婚式の在り方が、実は海外の方からしてみたらとても違和感があると言われていまして、特に結婚式費用のお金の価値観についてしっかりと話し合いをしないと食い違いが発生してきてしまいます。

 

2.欧米スタイルの結婚式とはどんな特徴がある?

そんな中、他の国ではどうなのか?外国人のパートナーの事は理解していても、その国の結婚式の特徴については全く知らない方もいらっしゃるかと思います。という事で、ここからは欧米スタイルの結婚式についてもう少し深く触れていきたいと思います。

 

欧米スタイルでは、自分たちで人の手配(クリエイターの手配)を行う、要は日本で言う”セルフプロデュースウェディング”に近いものがあります。ただし、自分たちで人の手配を行いつつ、当日の進行準備まで行うのは大変なので、そこでブライズメイドといった花嫁の世話人が登場し、一緒になって創り上げていくかたちがもともとのスタンダードでした。

ただし時代も変わり、日常の忙しさからプロに頼もうと考える方も増え、現在ではウェディングプランナーのプロデュース会社を探し、ウェディングプランナーを決める事から結婚準備がスタートしていく事が増えてきました。

 

 

そして様々な人の手配をしていく中で、欧米スタイルで大切にされている事の一つがバンドの手配だったのです。

レセプションと呼ぶからこそ、派手な装飾で特別な時間を生み出していくのではなく、音楽で空間を彩っていくのがパーティーの創り方で大切にされている事だそうです。

 

 

 

3.自然な空気創りを大切にしていくには

生演奏を取り入れる方も多いですし、もっとカジュアルなパーティー感を演出したい方はDJを入れて創り上げていく事もスタンダードです。

音響オペレーターとDJの大きな違いは、音を通して生み出せる空気創りの可能性の違いです。

ある程度事前に選曲はしておくものの、最終的にその場の空気創りをリードしていく為に、かける順番・長さ、ましてや選曲そのものも予定とは変えていったりと柔軟に対応できるのがDJの魅力なのです。

 

極力アナウンスは入れずに進行を進めたいと考えるのが欧米スタイルなので、例えば入場をする場合でも日本の場合は当たり前のように

「皆さま大変お待たせしました。おふたりがお支度が整ったようです。どうぞ会場後方の扉口をご注目ください。」

とコメントをするケースが大半だと思います。

(更にはもっと長々とアナウンスを入れられる方もいらっしゃるのですが、無駄に長い場合は本当に空気が崩れやすいので、このコメントカットして〜っと感じてしまう事もあるのです)

 

でも司会者のアナウンスを意図的にガッツリ入れなくても、きっかけコメントさえあれば人の感情をスマートに動かしていく事ができるのが音の力であり、DJの腕の見せ所でもあります。

 

例えばその空気作りはゲストが会場内に入る、迎賓時からスタートしていきます。

どんな入場シーンを演出したいのか、そのシーンのイメージを逆算して雰囲気創りを柔軟に仕掛けながら音楽をかけれるのがDJなのです。

例えば手拍子が起こるような入場シーンを演出したい場合は、迎賓の曲と入場曲の雰囲気に差をつけて、イントロを何度もループさせて全員が手拍子をされたところで、スポットがついて新郎新婦が入場する演出ができるのはDJだからできる演出の一つだと考えています。

(CDをそのまま流すと、1曲目は雰囲気が良くても2曲目はすごく暗くなったりと、結婚式とリンクされた順番に流れるわけではないので、あくまで1曲1曲セレクトしているのがDJの価値の一つだと感じています。その代わり、照明まではできないので、基本的にはDJを取り入れる場合は別で音響オペレーターの手配が必要となるのでご注意を。)

 

音楽でだけでなく、挙式とレセプションの間にカクテルパーティーを挟む進行創りも欧米スタイルの特徴だと聞いています。

「挙式」「披露宴」ときっちり分ける日本とは違い、少しずつお祝いの雰囲気を自然と高めていく為に入れられるカクテルパーティーは、日没に入る夕暮れ前に時間を設定し、そんな時間の流れやロケーションさえも効果的に楽しむ事ができるのは更に素敵ですよね。

 

日本でも複数バンケットをもつ式場の場合、挙式と披露宴の間にウェルカムパーティーを行っている所がたくさんあるのですが、式場サイドの事情で当たり前のように組み込まれているのが現実なように感じています。

入れなくてはいけない事情があるのであれば、効果的にもっと意味や感情の動きを大切にしながらその空間を創り上げていけたら、もっともっと素敵な過ごし方ができそうだと可能性を感じています◎

 

 

 

何よりもゲストとのコミュニケーションを大切にされながら楽しむレセプションが大きな特徴だと感じています。

 

そして海外ではなぜ会話が弾むかと言いますと、空間創りのポイントの中でレイアウトもとても工夫されているのです。

ちなみに海外のテーブルレイアウトは基本的に流しテーブルスタイルが多いイメージですよね。

実はセッティングをする際に、ゲストとゲストの距離感をあえて日本よりも狭くセッティングをする事で近い距離で会話ができる環境をつくっていくのが特徴の一つでも言えます。

確かに声が届きづらい距離で会話が楽しめるかと言いますと、会話は楽しめないですよね。

この辺りの価値観は、例えば会社の上司ですとゆったりと席を設けたいという考えの方もいらっしゃるかもしれないので、ケースバイケースで会話を生み出す仕掛けの一つの考え方として参考にして頂けたら幸いです。

 

 

 

4.ファーストダンスの文化

そして欧米ではダンスが当たり前のように根付いている為、レセプションでは新郎新婦やご両家が踊り、その後にダンスパーティーを行う(日本でいう二次会)が多いのです。

ただし、いくら国際結婚の結婚式とはいえ、日本人ゲストが多い結婚式で同じような時間創りをしても、きっと恥ずかしくて踊れないゲストが多数でしょう。

 

なのでせめてもの国際結婚を決めた意思表示の一つとして、演出の一つとしてファーストダンスを入れるのはとってもオススメです。決して得意でなかったとしても、新郎さまにリードされながら踊る新婦さまとの様子を見守る事によってふたりの絆の結びつきが伝わる演出になるはずですよ。

(ファーストダンスを取り入れた国際結婚の結婚式の様子はこちらでもご紹介させて頂いています)

 

 

 

5.バイリンガル司会者と伝わる結婚式を

ちなみにほとんどコメントを入れずに結婚式を創る方法はありながらも、やっぱり結婚式だからこそ相手の事を知ってもらう為にも必要なコメントもあると思っています。

全てのゲストの方に、自分達が国際結婚を決めた意味が伝わってほしいと考えるおふたりにとっては、司会者さんの存在はとてつもなく大きくなってきます。

 

そんな中でオススメなのが、バイリンガル司会者さんに進行をお願いする事です。例えば日英バイリンガル司会者さんは、日本語も英語もアナウンスを入れて下さるので、両国の方とも何を言っているか分からなくて気持ちが置いてきぼりになるなんて事がないのが、取り入れる魅力となります。

 

ちなみにWedding Lappleでも、信頼してご紹介できるバイリンガル司会者さんがパートナーとしています。

日英バイリンガル司会者のAND STORY五艘英里さん

 

通常ですと司会者とのお打ち合わせは1回となり、一般的には進行がすべて決定する1ヶ月〜2週間前に行うものとなります。

でも五艘さんと国際結婚のプロデュースを手がける場合は、進行が決まってからではなく、進行が決まる早い段階でお打ち合わせを入れる事を大切にしています。それは、国際結婚のカップルさんの場合は進行が複雑というよりも、当日の空気を見ながらある程度プランは一緒につくって、最終的な判断は空気を見ながらお任せしてくださるケースが多く日本のように良い意味で進行がきっちりしていないのです。(もちろん創り上げるサイドの裏では、とても入念な準備を行っていきますが)

だからこそプログラムに関しては、ウェディングプランナーとしっかりとすり合わせを行えれば大丈夫だと考え、それ以上に早いタイミングでコミュニケーションをしっかりとり、ふたりの結婚する背景をきちんと理解を深め、必要なタイミングでコメントとしてゲストに届けれるように準備をするのがバイリンガル司会者の役目ではないかと感じています。

(ちなみにオーストラリアではプランナーを決めたら、次は司会者を探すケースが多いようです)

 

 

 

特別派手な演出を行うのではなく、食事を楽しみながらゲストとの会話を大切にしたり、挨拶をしたり、そういった意味では日本でも”ゲストとの距離感を大切にしたい”と考えるおふたりがもの凄く増えてきている実感があるのも事実です。そういった意味では、欧米スタイルの結婚式の考え方は日本人とも根っこは共通している想いがあるのだと感じるからこそ、日本人の特徴や海外のスタンダードをまずは知り、お集まり頂くゲスト一人一人の気持ちを想像しながらプランニングできたら素敵な時間に絶対になるはずです。

 

国際結婚を考えるカップルさんは、文化の違いがあるからこそ互いの想いを尊重し合いながら、結婚準備が楽しく進められると良いですね*

私たちも固定概念にとらわれず、おふたりのライフスタイルに合わせて準備のサポートをバックアップしていきます。対面はもちろん、Skypeでも不安ごとは何でもお話してくださいね◎

愛知県で空間コーディネートを素敵に叶えるオリジナルウェディングが得意な”WUUR”とは

結婚式を創り上げる中で様々な大切なポイントがある中、空間コーディネートも大切な要素の一つだと思います。

ただ空間コーディネートとは見た目が華やかであれば良いというものでもなく、わざわざお招きする方の為に用意したという大切な方へのメッセージと、ゲストがお祝いをしたくなるような気持ちを仕掛けていく為に必要なものだと考えています。

結婚式とは「誰とどんな時間を過ごすか」を大切にビジュアルに負けないくらいのプランニングをしていきたいと考えている私たちではありますが、そんな中でも私たちがあえてビジュアルとして「見えるもの」として、言葉では伝えきれない想いを表現していく為の演出の一つとしてご提案している、コーディネートチーム”WUUR”というチームメイトが愛知県に存在します。

(WUURと手掛ける結婚式の詳細については、こちらの記事からもご覧頂けます)

 

ウェディングプランナーとは別にウェディングデザイナーがいるって、日本では少し珍しいですよね。

 

ここではWUURがコーディネートを手掛けた一組の結婚式の様子を、アイテム毎の写真と合わせてご紹介させて頂きたいと思います。

 

この結婚式のコンセプトは

DEAR〜大切なあなたへ贈り物を〜

 

という事で、たくさんの愛ある「贈り物」をキーワードにプランニングだけでなく視覚的に仕掛けるビジュアル面でも想いを表現していきました。

 

 

1.披露宴会場のコーディネート

まず特別感を演出するのに必要なのは、想いに負けないくらいのセンスの部分。このセンスの部分を請け負うのがWUURの役目ではありますが、基本的にはおふたりの(主に新婦さまの世界観)を大切に主張しながら形にしていきます。

その世界観を演出する為に、まずはじめにイメージボードというものをおふたりにご提案してくださるのですが、今回の結婚式では配色部分も価値観に合わせてセレクトしていく中で、ネイビー・ダスティピンクをモチーフカラーにし統一感のある世界観を創り上げていきました。

 

その中でシンボリックスペースとなった部分が、こちらのメインブース。

ゲストとの距離感を大切にする為に高砂テーブルは外してしまうコーディネートのバックに、「棚」を造作しオリジナル感を生み出していきました。実はこちらの会場、普段はレストラン営業をしている会場なのですが二次会経験は何度かあっても、結婚式を行うオペレーションがしっかりと整っていない状況でした。

そのような会場の場合、完全貸切でお借りできる場合が多い事と、会場費を結婚式場よりも抑えてその分コーディネート費用に回せる事によってオリジナリティが生み出しやすくなるのが、オリジナルウェディングを手掛けたい方にとってのメリットとなってきます。

そういった場所で開催する場合、デメリットとしては結婚式としてのオペレーションが整っていない事ではありますが、数々の結婚式場以外の場所でも手掛けているフリープランナーやプロデュースチームが入らせて頂く事によって、スタッフの動き方をシミュレーションしながらプランニングをしていくので安心して頂けたらと思います。

 

ちなみに今回の棚は新居にも飾れるように、チームメイトの設計士が新居の部屋を採寸した上でコンセプトカラーに合わせて作り上げたものです。現在もこちらの棚は新居に飾られています*

 

テーブルコーディネートは、グラフィックデザイナーがデザインしたメニュー表と今回の世界観を実現させる為に合いそうなフローリストを指名して創り上げたもの。

そして、席札はWUURのウェディングデザイナーのワークショップで、新婦さまが一つずつ想いを込めて手作りしたサシェを贈り物の一つとしてご用意されたもの。

会場全体の統一感を大切にしながらも、何か自ら手作りをしたいと考える方にとっては魅力的なWUURのワークショップがプロデュース料の中に含まれているので、結婚準備期間も大変な中でも楽しい思い出づくりが味わえます。

ちなみに備品の仕入れもコストパフォーマンスを気にかけながらもセンスのあるものを用意してくださる為、手作りが好きな方はもちろんの事、男性の方がこの日ばかりは手作りしてみようと考える方にとっても、素敵なものを作り上げる事ができるのもワークショップの魅力◎

今回は、ゲスト全員分のサシェを新婦さまがお一人で想いを込めて手作りされました。

 

その完成したものがこちらです*

お持ち帰り頂き玄関に飾ったり、扉にかけたりと、この日をふと思い出せるようなセンスある手作りサシェの贈り物は、とても大好評でした*

 

2.人前式を行った挙式スペース

挙式スペースは、コンセプトカラーに染めたチュールを吊るしたシンプルなコーディネート。

  

その理由としては、挙式の退場時でお花のトンネルを創り上げる演出にてゲストの手によって会場が完成される事をイメージして、あえてシンプルな装飾にしたのです。

 

3.大好きな姪っ子にお願いしたリングガール

こちらのリングガールが持っているのはリングピローと誓いの言葉が合わさった「ring & vow」。

ふたりの誓いをカリグラフィーで綴ったものに、指輪が引っ掛けれるようになっています。これは結婚式が終わった後も、お部屋に飾って何度でもこの日誓った事を思い出せるようにと、その後のディスプレイまでイメージして作成したものです。

 

ちなみに、リングガールが身につけている花かんむりも、ワークショップにて新婦さまが手作りされた愛情たっぷりのアイテムです。

 

4.招待状から感謝の気持ちを表現

当日のイメージを招待状から届ける為に、輸入物のコンセプトカラーの封筒にオリジナルデザインが描かれた招待状を同封してゲストに贈ったものがこちら。招待状はデザインが魅力なだけでなく、ふたりがなぜ結婚式を挙げるのか、その理由が綴られたメッセージを添えてゲストにお届けさせて頂いた為、更に想いが表現されたオリジナル招待状に仕上げられました。

 

 

5.ウェルカムボード でお出迎え

ウェルカムボードは、コンセプトも入れてオリジナルで作ったものがこちら。

 

6.引菓子ビュッフェの贈り物

引出物はサシェと記念品とは別に、引菓子はパリで修行をされたパティシエさんが手作りされたショップの焼き菓子を、ビュッフェ形式で選んでお持ち帰り頂くスタイルにしました◎

引菓子を入れるポーチもオリジナルデザインで作成。

 

7.引出物を入れるエコバッグの贈り物

全ての贈り物を入れる引出物バッグは式場で用意される紙バックではなく、こちらもゲストに使って頂けるようなサイズ感で仕上げたエコバックをご用意しました。

 

8.エスコートレターの贈り物

ゲスト一人一人に、真剣に想いを綴ったお手紙の贈り物も演出の一つとしてコーディネート。

 

9.両親への贈り物

そしてこちらもワークショップで新郎さまも一緒に手作りをされた、サンクスボード。

ご両家のボードをくっつけると、一つのデザインとして繋がるのです。

  

 

10.この結婚式を迎えるまでにデザイナーがサポートしたもう一つの裏側

このように数々のデザインを手掛けるだけでなく、一つ一つのアイテムに無駄がないように考えられて用意したコーディネートは、ただオシャレだからとか、可愛いだけの次元ではなく、結婚式に想いやテンションが上がるような特別感をビジュアルの演出として仕掛け、更には結婚式後の生活にも寄り添えるような「エコ」を想像しながら創り上げていきました。

 

だからこそ、結婚式における表面上の予算がかかってくるだけでなく、新生活のコーディネートにも使えるアイテムが揃うからこそ、結婚式後に細々とかかってくる費用を抑えながら、結婚式を魅力的の行うことができるのです。しかもわざわざ飾るのではなく、ずっと眺めていたくなるくらいのデザイン力だからこそ、結婚式だけでなく新居さえも魅力的な空間になっていくのが、このWUURが未来までも描けるイメージ力の価値だと思っています。

 

 

たくさんのデザイナーがいる中でも、私たちWedding LappleもこのデザインチームWUURとコラボしていく結婚式のクオリティは、また格段と感動の提案クオリティが変わってくると思っています。

 

エンドロールMOVIEをご依頼したHIGTINSKY(ヒグチンスキー)さんも、空間コーディネートに触れた感想をblogにて綴って下さっています◎

宜しければこちらも覗いてみてくださいね。

想いとビジュアルにこだわった結婚式

愛知県で国際結婚をされた絆を結ぶ結婚式

出会った大切な方が海外に住んでいる方だった場合、見知らぬ土地に嫁ぐ覚悟以上に、ただただこの先も一緒に人生歩みたいと思う真っ直ぐな気持ちのまま、結婚を決意される方もいらっしゃるかと思います。

 

Lappleでも海外に嫁がれるおふたりのサポートをさせて頂く機会が何度かあります。そんなおふたりの絆と出会う度に、その想いの強さに一女性として尊敬してしまう気持ちと、だからこそふたりが結ばれる理由が大切な方々に絶対伝わる結婚式にしたいという、プランナーとしての気合が入るわけです。大切な方が一同揃う機会がない事はもちろん、大切な方となかなか直接会える機会が減ってしまうからこそ、感謝の気持ちと離れていても、変わらずよろしくの想いが届く結婚式になればと感じています。

 

この記事では、国際結婚を決め結婚式までに海外に嫁がれる場合はどのように結婚式の準備をしていくのか、そして実際にどんな結婚式を挙げるのが自分たちらしいのか、一つのヒントが見つかるよう一組のご夫婦の実例と共にご紹介をさせて頂きたいと思います。

 

1.結婚式前に海外に嫁ぐ場合はどのように打ち合わせをしていったのか

今からご紹介させて頂くおふたり(新婦さま)とは、結婚式の約1年前に出会い、その1週間後にはアメリカに嫁ぐ事が決まっていました。

初めて新婦さまとお会いしてカウンセリングの中で、会場をその場で絞り込み、お母様と共に会場見学をして頂きそのまま会場をご予約をされ、あっという間に旅立って行かれたのです。

 

そんな風に結婚式の準備がスタートし、海外での生活に慣れてきた頃に、今度は初めて新郎さまも交えてSkypeでのお打ち合わせを行いました。宿題は全てメールとLINEでやりとりを行い、時差はありましたが起きている時間を合わせながら毎回打ち合わせを設定。

(ちなみにおふたりが決められた結婚式場はSkypeを導入していなかった為、会場のプランナーさんや、会場のシェフとの料理のお打ち合わせ、会場コーディネート(お花)のお打ち合わせ等も、すべてこちらでエスコートをしていった為、国境を越えながらも順調に準備を進めていく事ができました。

 

そして結婚式の1ヶ月前までは全てSkypeを利用し、新婦さまだけは1ヶ月前に帰国してくださった為、その期間で和装選び・メイクリハーサルを一気に進めていきます。

新郎さまは大抵ギリギリまで仕事があるから日本に行けないという場合があり、今回の紋付袴は写真で色をご確認いただき、身長や足のサイズ等をお伺いし、それを衣裳屋さんに伝え在庫を確保して頂くかたちをとりました。

ちなみに余談ですが、新郎さまは海外の方の場合サイズが大きくなる場合があります。今回の新郎さまはとても体格がよく、日本人のサイズベースで衣裳を見渡すと、色の選択肢がかなり少なかったのです。新郎さまのサイズで着れるタイプが「黒」か「白」ベースのものしかなかったので、お写真を見てお選び頂きました◎

 

2.今回おふたりが選んだ神前式会場

そんな国際結婚をされるおふたりが選んだ挙式スタイルは、神前式。

愛知県岡崎市でも多くの方がご利用される、龍城神社にて行う事を決められました。

龍城神社は、名鉄東岡崎駅から徒歩15分くらいの場所に位置する神社で、一般的にはご親族分くらいの方しか着席できないスペースの場合が多いのですが、ここは70名ほどまでご着席できる為ご友人の方にも自由にご参列頂きやすくオススメの神社の一つです。

徳川家康公生誕の朝に城楼城に雲を呼び風を招き、金の龍が現れ昇天されたという伝説が残る神社であり、岡崎城の隣に位置しています。

 

ちなみにこちらの神社の周辺全体をさす岡崎公園では、前撮りのロケーションスポットとしても人気で多くの方に愛されている場所とも言われています。

 

3.実際の神前式の様子

龍城神社で過ごした時間はこのような時間の流れでした。

 

梅雨の時期に入り少し小雨が降っていましたが、お庭の緑がその分美しく輝く中、白無垢と紋付姿になられたおふたりがご家族の皆さまとご対面をされました。

親子の絆を結びつけるように、花嫁姿の総仕上げとして紅刺しの儀を。

 

「おめでとう」「ありがとう」と交わすふたりの微笑ましい表情が、とってもじ〜んときてしまいます。

新婦のお父様も定番のモーニングではなく紋付袴でのご参加。

 

新郎のお父様とお母様も初めて着られる和服がとてもよくお似合いです。

   

神前式にはご親族だけでなく、久々の再会となる新婦さまをお祝いしたいと挙式から駆けつけてくださったご友人もたくさんみえました。

龍城神社での挙式は約30分程となり、通常の神前式よりも少し簡略された式次第となる為、ご参列頂く皆さま(特に海外の方)には参加しやすくなっています。

 

皆さんに見守られて無事に行われた挙式後は、同じ市内の結婚式場に花嫁タクシーに乗って移動しました◎

 

 

4.カウンセリングの中で見つかった結婚式の中で大事にしたいと考えた事

とても器が広いおふたりをカウンセリングしていく中で、それぞれの視点から見つかった大切な事がありました。

それは、まず新婦さまに関しては一番は「家族に感謝を伝えたいという事」もう一つは、「大切な方達に離れていても私たちは助け合って生活していくから大丈夫だよ」という気持ちが伝えたいとの事でした。

そして新郎さまに関しては、「日本の皆さんに安心してもらいたい」あとは「自分の家族に日本の事が大好きになってほしい」という想いを描いていた事でした。

 

基本的におふたりとはSkypeで打ち合わせを進めていきましたが、日本にいる私が何かもっとできる事はないかと思い、新婦のご両親が自営業をされている職場までご挨拶に行き少しだけお話をさせて頂くお時間をつくっていただきました。

お話を進めていく中で「しんみりするような結婚式にはしないでね」とお母様に呟かれまして、たったその一言で結婚に対して嬉しくて応援したい気持ちと、少し寂しさも交わっている複雑な気持ちが伝わってきて、より一層意味のある結婚式にしたいなと感じました。

 

5.挙式後の披露宴の様子

まずご到着された会場にて、鬘を外して髪型をチェンジされた花嫁を、ゲスト全員でフラワーシャワーでお迎えする事からパーティーがスタートしていきました。

おふたりをお迎えした後に、新郎さまのお父様よりゲストの皆さまへウェルカムスピーチを。

日本語が全くお話できないお父様だった事もあり、一般的にクライマックスに行われる両家代表謝辞での場面でお話されるのではなく、通訳も入れやすいこのタイミングでスピーチを行って頂きました。

 

その後、日本の伝統を感じながら両家の絆を結びつける為に、ご両親と一緒に鏡開きを。

 

 

そして新郎さまのお姉さまの「チアーズ!」と共に、皆さんで乾杯を行い、和装姿でのおふたりとの写真タイムを楽しみつつ、会場内ではお料理もスタートし自然と時間が進んでいきました。

ゲストが会場内に入った頃、おふたりはそのままお色直しに入り皆さんにはお食事を楽しんでお待ち頂きつつ、会場内のスクリーンには新婦さまが嫁いで1年間見てきたアメリカの景色のお写真を流し、海外での生活を少しでも知って頂く仕掛けも行いました。

  

 

お色直し入場では、新郎さまはお母様とご一緒に。(お母様もドレスにお着替えされました!)

そして新婦さまにはお父様とバージンロードを歩く夢を、このパーティーの入場にて実現をして頂きました。

 

「よろしく頼むよ」とお父様からバトンを受け、ここからはドレスで過ごすお時間がスタートしていきます。

   

 

ちなみにこちらのウェディングドレスは、アメリカの地でご購入されたドレスです。

日本で選ぶ時間がなかったのと、クライマックスでダンスを行うには日本のドレスでは踊りづらいものがほとんどの為、裾の丈がアレンジできるデザインをお選び頂きました。

 

パーティーでは音楽を自然と楽しんで頂きたい、アメリカのパーティーではそれが当たり前という事で、区切らない自然な流れで結婚式を進めていく為にDJを入れて歓談も雰囲気を見ながら、音楽をリアルタイムにセレクトしながら空気をつくっていきました。

料理が美味しいと有名な会場だったので、シェフも気合をいれてパフォーマンスをして下さったり。

 

 

音楽と料理にこだわった為、歓談も長めにゆっくりと久々のゲストとの再会を楽しめるタイムスケジュールにしました。

 

初めましての方が多い中、新郎さまは持ち前のコミュニケーション力でどんどんゲストとも打ち解けていきます。

  

 

パーティーの中盤ではウェディングケーキ入刀を行い、急遽その当時流行っていた名曲を流しゲスト全員でダンスタイムを。

 

 

ほとんどの時間を楽しく明るい時間にあて、それでもクライマックスではしっかりと「伝える」時間を。

まずはご友人からのスピーチを。

 

 

そして生い立ちスライドを全員で鑑賞。

 

 

生い立ちスライドが終わった瞬間、新郎さまにスポットを。

家族への感謝の気持ちと、これから新婦さまを幸せにしますの気持ちをマイクを通してゲスト全員に届け、新婦の名前を呼んでダンス仕様にお支度を整えた新婦さまが一人で登場しました。

  

ダンスを踊るのは特別得意ではなかった新婦さま。どちらかと言えば、ちょっと恥ずかしいと思ってしまう性格。

 

でもそういった文化も受け入れて、新しい生活をスタートしていきます。そんな強いメッセージを込めて、新郎さまに優しくエスコートをして頂きながら踊りきりました。

  

 

そして自身の家族へ「今までありがとう」の気持ちをお手紙にし、この日しか伝えれない感謝の気持ちを伝えきる事ができました。

 

笑いが9割、1割は涙。

でもお母様の呟かれた「しんみりさせない」という場面はほとんど入っていない時間を、ダイジェストとしてまとめられたエンドロールとして上映。

  

ふたりもゲストと一緒に、かけがえのない時間を一緒にじっくり振り返りました。

「大切な方に囲まれて幸せな時間だったね」

「みんなが集まってくれた事が本当に嬉しいね」

そんな気持ちを再確認してからの門出の時間。

「これからは夫婦でお世話になります」

そんな込み上げてくる気持ちをゲストに伝えながら退場をしていきます。

  

些細な事ですが、私たちは多くの人がふたりを祝うきっかけを大切にしている為、退場もその時間を惜しむかのようにゆっくりと時間を設けました。

ゲスト全員から「おめでとう〜」の声をもらって、ウェディングパーティーが結びとなりました。

 

 

この結婚式のコンセプトは「国境を越えて絆を結ぶ結婚式」でした。

アメリカから来られた新郎さまのご家族の皆さんは、約5日間の滞在期間の中で日本の景色や伝統を体感し、迎え入れられる新婦さまがどんな方なのか理解を深める時間になったのではないでしょうか。

日本のご家族・ご親族・ご友人の皆さんは、アメリカのご家族やほんの少しだけその土地の事に触れた事によって、アメリカの話題に触れる度に新婦さまの事を思い出すのだと思います。そして、何より遠い地に嫁ぐ事となった新婦さまが「なぜ結婚する事になったのか」その想いの根っこに触れた事によって、ふたりの幸せを願う気持ちが大きくなったのではないでしょうか。

 

 

私たちは国際結婚や海外に嫁ぐ事を決められたおふたりの覚悟が、大切な方たちに絶対に伝わるような結婚式を届けれたらと思っています。そしてその結婚式を通して、ふたりが大切な方達の事をもっと大好きになり海外に行っても結婚式を思い出す度に異国の地での生活の励みとなりますように。

結婚式の生い立ちスライドがより意味のある演出に!上映前後の時間の使い方について

前回の投稿で、生い立ちスライドを上映するタイミングについてご紹介させて頂きました。

生い立ちスライドという演出や商品単体で考えるのではなく、その演出をどんな場面で流すかによって、作り方の方向性や一工夫が必要だという事が少しでもイメージして頂けていたら嬉しいです。

そして、生い立ちスライドを流すタイミングはもちろん、その前後にどんなシーンや演出を仕掛けられているかで、その映像の価値が更にグンと上がったりするのです。

 

今回ご紹介させて頂く記事では、生い立ちスライドが結婚式の中でも特に大切にしたい演出だと考えるお客様に向けて、上映の前後でどんな進行の流れをつくっていくと、より意味のある映像演出になるのかをご紹介させて頂きたいと思います。

 

家族の席で一緒に映像を見る

もし生い立ちスライドを放映するタイミングが、お手紙を読まれる前など披露宴会場の中で新郎新婦とゲストが一緒にご覧になる場合に、新郎新婦はこの時だけは高砂だったりふたりが並んでご覧になるのではなく、あえて新郎新婦はそれぞれの家族テーブルに混ざって一緒に見る時間をつくっていきます。

懐かしい日々を振り返るからこそ、クスッと笑う声が漏れたり涙をそそったりと、お父様とお母様の間に入ってその時間を近い距離感で過ごす事によって、とても穏やかな空気が家族のテーブルの中でも流れていきます。

そして家族みんなであの頃を振り返るからこそ、お手紙の言葉がより心に沁みてくるはずです。

テーブルインタビューを行う

スライドを上映する前後に、インタビューを挟むのもオススメです。

スライド前にインタビューを行う場合は、生い立ちスライドの中でも登場してくるおふたりの人生においてのキーマンとなる方々から懐かしい思い出についてマイクを通して語って頂く事で、スライドが流れた時にきっとリンクしてきますよね。

逆に、スライドをご覧になってからインタビューを行う場合は、お写真を振り返ってみていかがですか?とコメントを振って頂いたら、セレクトした写真がより意味深いものとなって素敵ですね。

 

テーブルインタビューを行う場合に選びきれず8人以上になってしまう場合は、会社の方やご友人の皆さんにスライド上映前にコメントを頂きアットホームな時間を演出し、スライド後にご親族や家族からコメントを頂く際は、家族の温かさが滲み出るような時間となるようなマイクの向け方をして頂くと素敵でしょう。

 

ゲスト全員で一斉のお手紙を朗読

こちらの演出は、ゼクシィさんの記事でもご紹介されているWedding Lappleが提案するオススメのパーソナルな演出の一つです*

席札裏に綴るメッセージってよくある演出ですよね?!「今日は来てくれてありがとう」といったコメントを席札の裏に直筆で書いたものをご用意されるといった結婚式に出られた事がある方もみえるかと思います。

そんな演出の応用編です。

これはお手紙にテーマを掲げ、そのテーマに合わせてゲスト全員に向けて真剣なお手紙を綴るのです。

ちなみに、この写真のお客様の結婚式自体は「Love gatrher here〜愛がここに集まる〜」といったコンセプトを掲げていまして、ゲストそれぞれに直筆で、

「私が歩んできた人生の中で、あなたと過ごしたこんな時間がかけがえのないものでした」

「私にとって、あなたがいてくれたことでこんな日々を乗り越え、今日を迎えることができました」

など、お招きしたゲストへ向けたおふたりからみた存在価値を真剣に綴り、生い立ちスライドをご覧になった流れで、その手紙を会場全体を無音にして一斉に開くといった時間を仕掛けていきました。

 

会場を少し照明を落とし、30秒間だけ無音にする事によって「クスクス」と笑う声も聞こえたり、鼻をすすっている方もいたり、その時間だけ全員が手紙に集中するのです。そして生い立ちスライドが前後に流れる事によって、結婚式当日で久々に会った友人や親戚だったとしても、月日で少し開きかけていた心の距離が、この二つの演出を仕掛けていく事で一気に縮める事ができるのが魅力的です◎

披露宴後に人前式を行う

通常の結婚式で言いますと、挙式→披露宴が一般的かと思います。

ですが、考え方の視野を広げると、先にふたりがゲストへの感謝のおもてなしを伝え、その後に夫婦としての誓いを伝える方がもっとその言葉が本質的に伝わるものになるのではないかと感じています。

 

こちらのお写真のお客様は、家族と沖縄で先に挙式を行われていて、ご親族やご友人をたくさんお招きして披露宴を行いたいという事でした。ゲストが本当に大切だという気持ちが強いおふたり。だからこそおもてなしをじっくり行った後、改めて感謝と未来への誓いを立てたいとの事だったので、生い立ちスライドでゲストと過ごした日々を振り返ってから挙式をスタートしました。

この流れをセットにする事で、どんな人たちに囲まれて生きてきた中で、どんな風にふたりが出会いこれまでを過ごし、この日を迎えたのかがシンプルに伝えられるこそ、会場内で人前式を行う予定のお客様にはオススメです。

 

このように、生い立ちスライドとは、懐かしい日々を一瞬で鮮明に思い出す事ができる、今まで生きてきた人生背景を表現するにはとても素晴らしい演出だと思っています。だからこそ、単発的な演出として流すのではなく、上映前後の時間の使い方を、前回の記事となる上映のタイミングと合わせて是非考えてみてください◎

きっとそうする事で、大きな演出がなかったとしてもその結婚式は本当に意味深いものへと創られていくはずです。

結婚式で生い立ちスライドの演出を入れるタイミングとは?

結婚式で人気の映像演出となる生い立ちスライド。幼いころから順番に今に至るまでのプロセスを、写真を音楽の流れに合わせてご覧いただくものです。そんな生い立ちスライドをご用意して頂くには、プロに頼んだり、手作りしたいと考える方はたくさんいらっしゃるかと思います。

そして、やろうと決められたお客様に関して、次はどのタイミングで実際に流そうか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。ただし、お客様とお話をしていると、生い立ちスライドを上映するタイミングとは1パターンのイメージしかないように感じられる事が多く、今回はそんな「生い立ちスライド」の放映タイミングの可能性について、現役ウェディングプランナーの目線としてご紹介させて頂きたいと思います。

 

1.お色直し中

まず一般的に多いのが、お色直し中に放映するパターンとなります。

このお色直し中に流すパターンでも、2パターン隠れています。それは、

①料理のタイミングを見て流す

②お色直し入場前に流し、続けて入場する

が、私の中で上げられる基本的なパターンです。これは、各ウェディングプランナーの価値観によって、判断の仕方が様々なのですがどう流すので微妙に進行の流れ方が大きく変わってきます。

 

それについて更に深く解説していきたいと思います。

 

①料理のタイミングを見て流す場合を選択する場合

このパターンを選択するメリットとしては、

・食事を楽しむ

・時間を有効活用する

上記の事が上げられます。

まずお肉料理の見た目を楽しんで頂きたいというシェフのこだわりをゲストに伝えたい場合に、会場さんの方針として新郎さんの中座後から少し時間を空けて入れられる場合が多いです。

生い立ちスライド上映中は、気持ちが映像に見る事にいってしまうのと、何よりも会場が暗めという状況だからこそ、一番楽しみとなるメイン料理を存分に味わって頂きたい場合はそのようなタイミングにされる方が良いかと思います。

又、生い立ちスライドを流す時間はおおよそ5〜8分くらいが多いのと演出としてはゲストが飽きずに集中してご覧いただけるかと考えています。その中で、まるっとお色直しをしている中、演出で埋める事ができたらゲストも空き時間に楽しんで頂けるのと、仕上がったらすぐにお色直し入場ができるので、その後の写真タイムを1分でも長くとる事ができるというのがメリットですね。

 

この方法は、ふたりがゲストに伝えたい気持ちのこだわりの演出として取り入れるのではなく、待ち時間を有効にフランクに思い出を振り返りたい、ゲストのそのテーブルで交わす思い出話に花を咲かせたいというお客様にオススメしたいです◎

 

②お色直し入場前に流し、続けて入場する

このパターンを選択するメリットとしては、

・映像演出効果を有効に取り入れる

・お手洗いに行ったり、歓談を楽しむ時間がまとまっている

上記の事が上げられます。

映像演出効果を有効にとありますが、どういう事かと言いますとお色直し入場を迎えるゲストのテンションをあげるという意味が大きく含まれています。

会場を暗くしたり明るくしたりが何度も繰り返されたり、演出が単発であるとメリハリがなくなってきてしまいます。だからこそ、映像を放映するタイミングで会場を暗くし、お色直しの入場になる際に曲がガラっと変わり、会場がパッと明るくなったりスポットライトが登場したりすると、とても入場シーンが盛り上がってきます。

せっかくゲストをお待たせして衣裳チェンジをするのなら、このくらい雰囲気を作っても素敵です。

 

又、お手洗いに行ったり歓談を楽しむ時間がまとまっているという事に関しては、プランナーの私であったとしても出席する時に感じるのは、「今ってまだお手洗いに行っても大丈夫な時間かなぁ…」と会場の様子を伺ってしまう事があります。私でさえそう思うので、結婚式に携わる事のない通常のゲストの方たちは、もっと時間の流れなんて分からないと思います。

ゲストと会話を楽しんで、お手洗いに行こうと思ったら次の演出があるのでと、スタッフに声をかけられてしまうとちょっと戸惑ってしまう、そんなケースになる事を極力減らす為に演出で時間を埋めた進行にはしないのも方法の一つです。

これは、ヘアメイクさんの仕上げ方と当日のキャプテンの連携によっては、ふたりが仕上がった状態でもかなり待たせてしまうといったケースも想定されてしまうので、決めすぎず臨機応変に会場プランナーさんに判断して頂くといった事が一番得策です◎

 

ちなみに選曲方法としては、①の場合はバラードだったり会場をシンミリさせすぎない雰囲気の曲が良いかなと思います。

②の場合は、お色直し入場曲に向けての展開を想像して選曲して頂くと、更に演出効果が増してきます。

 

2.オープニングムービーの代わりとして

挙式後に花嫁さんはヴェールを外して髪型をチェンジされる方が多く、ゲストの皆さんは会場内に入ったら少しだけお待ち頂く時間が生まれてきます。そんな時間を有効に使うのが、この披露宴入場前のタイミングです。

・披露宴入場を迎える為のゲストのテンションが上がる

・ふたりの様子を振り返ってから、プロフィール紹介を聞くとイメージが膨らむ

上記のような効果がある為、このようなタイミングに入れる方がいらっしゃいます。

他にも、ヘアチェンジだけでなく、和装やカラードレスにお色直しをされるお客様はゲストをお待たせする時間が長くなる為、生い立ちスライドを挟む事によって待ち時間を軽減させる方法も得策だと考えています。

 

もしも通常のお色直しではなくヘアチェンジを待つだけの時間の場合は、オープニングビデオと同じくらいの3分程でスライドを編集される事をオススメします。ここで時間を使いすぎて、ふたりが仕上がって待つ時間が長くなってしまうと、とても時間がもったいないです。

個人的には、楽しめな曲をセレクトし、1曲の大サビまでスライドを作られて大サビからご入場されると、ゲストの感情を自然と盛り上げる事ができオススメです。

3.花嫁の手紙の前

クライマックスに向けて、感謝の気持ちを伝える一つの演出として取り入れたい方にオススメのタイミングです。

曲調としては爽やか系〜バラード系。曲釈としては、5〜8分で長くなりすぎないように。あと、写真に組み込むメッセージにこだわる事もオススメしたいです。

メッセージに組み込む内容としては

・家族のおかげでどんな風に成長できたのか

・ゲストと過ごした時間はどんな意味があったのか

・皆さんが私たちにとって大切な存在であるという事

・この人と出会えて私たちは今本当に幸せです

長すぎずシンプルなテロップに乗せて、上記のようなコメントが組み込まれてくると伝わる生い立ちスライドになってきます。

 

ちなみに、個人的にスライドの終わり方として、下記のような締め方はあまり上映時間のタイミング的に合わないかなと思っています。

例)「本日はお集まり頂きありがとうございます。これからもどうか私たちをよろしくお願い致します」

一般的に使われる言葉ではありますが、花嫁の手紙や感謝の気持ちを表現したい生い立ちスライドにしたい場合はメッセージがブレると感じてしまいます。

 

では例えばどんな言い回しだと良いのかと言いますと、

例)「皆さまのおかげでこの日を迎える事ができて今私たちはとても幸せです 〜ラストにふたりの名前〜」

のような、言葉の言い回しを使って頂く事を個人的にはアドバイスしたいです。なぜなら、一つ目の例の言葉は本当のクライマックスとなる新郎謝辞のタイミングまでとっておいた方が良いと思うのです。(もしくはエンドロールで使う)

 

難しいかもしれませんが、せっかくでしたら意味のある映像演出になるようにこだわってみてください◎

 

ただし進行がパツパツの場合、写真タイムがほとんどなくなってしまうのでその場合はオススメできません。歓談時間にゆとりがあり、写真を振り返る演出を通して感謝の気持ちを更に届けたい方に取り入れて頂きたいタイミングです。

 

4.挙式の入場前に

映像プロジェクターがが設置されている挙式会場の場合はもちろん、会場が暗くできる環境で、壁に真っ白な場所があったり、簡易スクリーンを置いたりする場合にできる方法です。

特にアットホームな時間を創りたい人前式の際に、取り入れてみるのも一つの方法です。

なぜ人前式の場合に良いかと言いますと、人前式とはふたりの誓いを聞いてゲストの皆さんに承認を頂くものです。挙式の時に、招待された方のパートナーの事まで知っているかと思うと、大体初めて見るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。だからこそ、初めてご覧になった方の事を心から承認できるかというよりも、少しでもパートナーの事を知って頂いた方がゲストの気持ちも自然と承認しやすい雰囲気になるはずです。

そういった意味合いとして、挙式前に映像演出を取り入れる事も個人的に好きな演出です。

 

但し、厳かな雰囲気を出したい方にとってはオススメできないので、オリジナリティを出したい方に参考にして頂けたらと思います◎

 

 

5.写真のスライドを流しっぱなしにして、何かの演出の背景として取り入れる

一つの注目される演出ではなく、過ごす時間の中にさり気なく背景に映し出す上映方法も効果的です。

・受付の空間にモニターやプロジェクターで壁に流す

・披露宴が始まる前の迎賓中にプロジェクターに流す

・花嫁の手紙を読んでいる背景に家族との思い出写真をプロジェクターに流す

上記のように、何か行われている中に流したら時間をとられる事もなく思い出の写真を有効に皆さんにも楽しんで頂けます。

 

ふたりの思い出写真だけでなく、ゲスト全員がランダムに出てきたり、地元ではない田舎に嫁がれる新婦さんだったり、田舎に住んでいて都会で住んでいる新郎さんの場合、その街や地元の景色を映し出すのも素敵です。

 

6.場面を決める時に気をつけるべき点

人気が年々増してくる映像演出。

気をつける事があるとしたら、ふたりが知らないところで映像が用意される可能性も時にはあるという事です。特に余興に関しては、内容を知らされない事がほとんどだと思いますので、万が一お色直し中に流して、お色直し後に余興だった場合にまた映像演出という事も成りかねません。

そんな可能性も想定して、最終的に放映する場面は会場キャプテンやウェディングプランナーに判断を委ねるというのが一番だと思っています。一枚の紙の進行表通りに進めていくのではなく、当日繰り広げられていく状況に合わせてタイミングを変える方がベストな時もあります。

だからこそ、決めすぎずイメージだけは事前に膨らませながらも、最終的には一緒に計画を立ててきてふたりの価値観を理解した上で進めてくプロに信頼して任せてしまいましょう。順番が変わった?と思っても、全て理由がありますので不安にならず、おふたりはその時間を目一杯楽しんでくださいね。

 

生い立ちスライドを流すタイミングについて、様々なパターンがあるという事はイメージが湧きましたでしょうか?

せっかく時間やお金をかけて取り入れる演出。だからこそ、全体のバランスを見ながら専属のウェディングプランナーに相談しながら効果的な場面に取り入れてくださいね*